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Gmailを完璧に使い倒す(秘)テクニック 第21回

Gmailで指定日時にメールを送る「予約送信」サービスを使う

2017年10月23日 10時00分更新

文● 島徹 編集●南田ゴウ

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Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

Gmailでメール送信日時を指定する場合は
Chromeの拡張機能を利用するのがお手軽

 個人用途でもビジネスでも、指定した日時にメールを送信する予約送信を使いたいシチュエーションがあります。Gmail自体には予約送信機能はありませんが、Chromeブラウザーと拡張機能を使うことで実現できます。

予約送信はリマインダーや、公開日時が決められた内容の通知に便利

 メールの送信予約ですが、実現方法自体はいくつかあります。無料かつシンプルな実現方法は、PCなどの送信予約に対応したメールアプリを使う方法です。ただし、この方法は多くの場合PCの電源を入れたままにしておく必要があります。

 一方、Gmailでは対応の予約送信サービスがいくつかあり、「Boomerang for Gmail」や「Right Inbox for Gmail」といった、PCを起動していなくても送信できるサービスがあります。ただし、月10通までは無料ですがそれ以上の利用は月額料金がかかるサービスが大半です。

Boomerangの場合、月に10通までは無料。それ以上の送信はGmailとG Suite(Google Apps)どちらで使う場合でも有料

 今回は実際に「Boomerang for Gmail」とChromeブラウザーで、Gmailの送信予約を使ってみましょう。

 まずChromeブラウザーの拡張機能をインストールします。Chromeウェブストアか、Boomerangのサイトからインストールします。

Chromeブラウザーに拡張機能を追加する

 インストール後にGmailを再度読み込み、Boomerangを使うアカウントの選択やアクセス権限の許可、初期設定を進めていきます。

インストール後、Gmailの画面を再度読み込んで設定する

 Boomenrangの設定が完了すると、メール作成画面の下に“Send Later”という送信ボタンが追加されます。メールを作成して“Send Later”から送信予定時間を指定すると予約送信になります。予約送信画面では日時を細かく指定することもできます。

メール作成画面で「Send Later」から送信予約時間を指定して送信する

 予約送信したメールはGmailの画面右上のBoomenrangのアイコンから“Manage scheduled messages”を選び“Messages to Send Later”で確認できます。

予約送信済みのメールはBoomenrangのサイトで確認できる


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