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小さな筐体に豊富なインターフェース

富士通の超コンパクトデスクトップはテレビにつなげるリビングPCに最適! 

2017年10月20日 17時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●八尋/ASCII

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「ESPRIMO WD1/B2」

 据え置き型のパソコンというと、机の上に固定して使うデスクトップタイプを思い浮かべるが、最近ではリビングに設置したいという需要も増えている。例えば映画を観ようと思ったとき、わざわざレンタルショップでDVDを借りるよりも動画配信サービスのほうが手軽だし、何より手間がかからない。

 しかし、テレビの大画面でウェブ配信の動画を観ようというとき、ノートパソコンやデスクトップパソコンを移動してテレビに接続するのはわずらわしい。そんなときに便利なのが、省スペース型のデスクトップパソコンだ。今回紹介する「ESPRIMO WD1/B2」は、片手に乗ってしまうようなコンパクトさに加え、縦にも横にも置ける筐体。どこに置いてもジャマにならない。今回はESPRIMO WD1/B2について、外観や仕様などについて紹介する。

 ESPRIMO WD1/B2の最大の特徴は、なんといってもコンパクトさ。外形はおよそ幅55m×奥行き191×高さ186mm。縦置きの場合、安定させるためのフット(設置台)がつくが、その場合でもでおよそ幅86×奥行き191×高さ193mmだ。

 CPUはCeleron G3300T(2コア/2スレッド/2.70GHz)を搭載。もっとパワーがほしい人は、予算に応じてCore i3-7100T(2コア/4スレッド/3.40GHz)、Core i7-7700T(4コア/8スレッド/2.90~3.80GHz)を選択できる。試用機はCore i7-7700Tを搭載していた。

 GPUはCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 610を搭載。Core i3、i7を選択した場合は、インテル HD グラフィックス 630になる。メモリーはDDR4 SDRAMの4GBで、最大16GBまで増設できる。ストレージのデフォルトは500GB HDDだが、1TBへ変更可能なほか、256GB、512GBのSSDも用意されている。試用機は512GB SSDが搭載されていた。

 デフォルトの構成で価格は7万7760円からだが、ウェブ直販サイト「富士通WEB MART」でクーポンを利用すると、6万6096円からとなる(10月20日現在)。

コンパクトなボディーながら高い拡張性も確保

 ESPRIMO WD1/B2は小さめな筐体ながら、周辺機器などを接続する外部端子などが豊富に用意されている。

「ESPRIMO WD1/B2」の前面

前面に追加できる光学ドライブを開いたところ

 前面にはUSB 3.0端子×2、ヘッドフォン端子、マイク端子を配置。デジタルカメラやスマートフォンなどを接続する際に、前面に端子があると便利だ。また光学ドライブも前面に配置している。こちらはオプションで、スーパーマルチドライブとBDXL対応のBlu-ray Discドライブが選べる。

背面のインターフェースも豊富だが、HDMI接続できないので注意

 背面にはUSB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、PS/2端子、ラインアウト端子、有線LAN端子、DVI-Dコネクター、DisplayPortがある。HDMI端子がないので、普段テレビに接続する際にHDMI端子を利用している人は、DisplayPort→HDMI変換ケーブルが必要となる。

 入力デバイスとしては、USB接続のキーボードやマウスがデフォルトで付属。PS/2端子で接続する場合には、変換コネクターが必要となる。スマートに使いたいという人向けに、ワイヤレスキーボードやマウスもオプションで用意されている。ワイヤレスキーボード・マウスは、USB接続の専用レシーバーと通信するので、USBポートが2つ埋まってしまうが、これだけ外部端子があれば問題ないだろう。

 なお、IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth v4.1は3240円で追加できるが、デフォルトでは搭載されていないので注意が必要だ。

筐体が小さい分、それぞれのパーツがうまく配置されている

 ESPRIMO WD1/B2のカバーを外すと上の写真のような感じになっている。筐体が小さい分、それぞれのパーツがうまく配置されているが、さすがにGPUなどは追加できない。

 エアフローとしては前面から取り込んだ空気を背面から排出するようになっており、小型のファンも搭載されている。ファンの音としては、高負荷がかかるアプリなどを動作させると少し音がしだすが、音声が聞こえなくなるというほどではない。

 次回はベンチマークなどを実施し、ESPRIMO WD1/B2の実力を測ってみる。

試用機の主なスペック
CPU Core i7-7700T(4コア/8スレッド/2.90~3.80GHz)
メモリ 16GB(8GB×2)
GPU インテル HD グラフィックス 630
ストレージ 512GB SSD
ディスクドライブ DVDスーパーマルチドライブ
サウンド チップセット内蔵+High Definition Audio コーデック
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)
接続端子(前面) USB 3.0端子×2、マイク入力端子、ヘッドフォン出力端子
接続端子(背面) USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、DVI-D、DisplayPort、PS/2端子、ラインアウト端子、有線LAN端子など
電源 AC100V・50/60Hz
サイズ およそ幅55×奥行191×高さ186mm(フットを含まず)
重量 約2.1kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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