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池澤あやか×ダイドードリンコ 髙松富也社長 対談

「IoT化」した次世代型自販機がユーザーにもたらす価値とは?

2017年11月08日 15時00分更新

文● 加藤 肇 撮影●高橋 智 編集●ナベコ

提供: ダイドードリンコ

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■髙松社長「池澤さん、ぜひ会議に参加してください(笑)」

池澤:今は自販機のハード面の整備を進めているというお話でしたが、アプリやサービスの内容というのはソフトです。ハードさえ整えてしまえば、つまりSmile STAND対応機の展開さえ済んでしまえば、プログラムを書けばすぐに、簡単に、頻繁にアップデートできます。今後も、ソフト面は進化していくんですよね?

髙松社長:もちろん、そのつもりです。自販機でできることの可能性はまだまだあると思っています。

ダイドードリンコ社がある大阪中之島を、髙松社長が案内。

池澤:私の個人的な希望なんですが、Smile STANDでぜひ実現してもらいたい機能があるんです。

髙松社長:なんでしょうか。

池澤:自販機の商品ラインアップって、季節で入れ替わることがありますよね。それで自分のお気に入りの商品が消えちゃうと、結構ショックなんですよ(笑)。なので、“ダイドードリンコ総選挙”みたいな感じで、復活させたい“推し”の飲み物に投票できる機能をアプリに追加してほしいです。

髙松社長:ああ、いいですね! じつはアイデアはあっても、何から手を付けるかが難しいところなんです。お客様の反応も見つつ進めるべきだと思うのですが、池澤さんのような方にご意見をいただくことも必要かもしれません。ぜひ会議に参加していただけませんか?(笑)

次世代自販機のアイデアで盛り上がりました。ダイドードリンコの次の会議には池澤さんも参加するかもしれません。

池澤:ぜひぜひ!(笑) もう少し考えたら、別のアイデアも浮かぶと思いますので。自販機がインターネットにつながるというのは、本当に夢が膨らみます。

髙松社長:自販機がオンライン化すると、インターネットとリアルの接点になります。たとえば、これまでの自販機では「何が売れているか」はわかっても、「どういうお客様が何を購入しているか」を我々が把握しづらかったんですね。でも、Smile STANDならデータを見れば、そういうこともわかるようになります。自販機が新しい役割を果たせる、きっとおもしろいことができるだろうなと、私も非常に期待しています。

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