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MoguraVRのゲームとって出し第54回

これは猫、これも猫、これは……猫?

猫をひたすら検品・修理するVRゲーム「Cat Sorter VR」

2017年10月18日 16時30分更新

文● やましん/Mogura VR

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 今回紹介するのはどこかに出荷される猫を検品していくシミュレーションゲーム「Cat Sorter VR」。このゲームではベルトコンベアーを流れてくる猫たちの異常を発見し、それをひたすら直しては送り出していく。どこを見てもひたすら猫、猫、猫。猫好きにはたまらない(?)タイトルだ。

 ゲームが始まると目の前にはベルトコンベアーが表れる。向かって左側にはベルトコンベアーの制御装置があり、ボタンを押すと次々と猫が流れてくる。コントローラーでつかんで猫を愛でつつ、しっかり検品しよう。猫たちはどれも可愛いというよりブサカワ系の見た目で、コミカルな印象なのもポイント。

猫かと思ったら手がカニのハサミに……

 ベルトコンベアーを流れてくるのは“ちゃんとした”猫ばかりではない。中には手がカニだったり、尻尾が変な形をしていたり、口が鳥だったり…… といった具合に、キメラのような明らかにおかしいパーツのくっついた猫もいる。そのままでは出荷できないため、ちゃんとした猫に修理(!?)してから送り出そう。

ごろりと並んだ猫のパーツ

 プレイヤーの後ろには猫のパーツが入った棚があり、目や耳、足、尻尾、口、そしてお尻といった6種類のパーツが置かれている。変なパーツがくっついた猫は、間違ったパーツを取り外してから正しいパーツを取り付ければOKだ。

この猫は目のパーツがちょっとヘン

 クチバシや羽の生えた猫はすぐに見分けがつくが、中には手に取ってよく見ないと違いが分からない猫も存在する。特に目とお尻のパーツは見分けにくいので注意が必要だ。長時間いろいろな猫を見続けていると、「あれ、猫ってどんな見た目だったっけ?」と自分の中の猫の基準があいまいになっていく、いわゆる“ゲシュタルト崩壊”も面白い。

 本作はまず猫好きの人にオススメだ。右も左も猫要素だらけで、どこかユーモラスな猫のデザインにはついクスリと笑ってしまう。猫の毛並みもバリエーション豊富なので、ディテールを観察してみるのも面白い。ただ、ゲーム内容は制限時間内にひたすら流れてくる猫を検品して修理するというものなので、いかにスコアを稼ぐかが焦点となっている。それゆえ若干単調な印象が拭えず、慣れてくると同じ動作の繰り返しがやや退屈に感じる人もいるかもしれない。

 しかし、このようなインパクトの強いユニークなゲームにはなかなか出会えないのも事実だ。猫の一部を取って付け替えるという体験はそうそうない。猫好きでちょっと変わったゲームを楽しんでみたい人、もしくはスコアを詰めていく作業に快感を感じる人にオススメしたいタイトルだ。

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