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VRはコレで決まり!? 背負える小型ゲーミングPC「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」

2017年11月03日 10時00分更新

文● 林佑樹 モデル●黒田みこ 編集●ハイサイ比嘉

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あらゆるVRタイトルの快適動作を期待できるベンチマーク結果

 すでに触れたように、「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」試用機のスペックはCore i7-7820HK、Geforce GTX 1080、16GBメモリー、1TB M.2 SSD(PCIe NVMe)と充実しているので、まずはベンチマークを見ておこう。ベンチマークソフトとしては「3DMARK v2.3.3732」「PCMARK 10 v1.0.1275」「CINEBENCH R15」「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を実行している。

 結論からいうと、VRゲームにおいても安定したフレームレートを余裕で期待できるという結果だ。Geforce GTX 1080搭載が強みとなっているうえ、CPUについてもPhysicsスコアも良好なため、処理性能は申し分ない。最新の3Dゲームをプレイしたり、動画編集をしたりといった用途も考えているのであれば、「OMEN X by HP Compact Desktop P1000」はとにかく都合のいいPCといえる結果だ。小型PCでもあるため動作音はある程度発生するものの、ベンチマークソフトを動作させている状態でも高周波が気になるような駆動音ではなく、ヘッドホンがあれば誤魔化せるというレベルだった。

3DMARK Time Spy

Fire Strike

3DMARK Fire Strike Extreme

Fire Strike Ultra

PCMARK 10

CINEBENCH R15

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

OMENブランドの豊富な周辺機器にも注目したい

 OMENブランドは、周辺機器も充実させてきている点に注目したい。当然ながらどの製品もゲーミング前提の仕様となっており、ブランドを統一したいのであればチェックしてみるといい。

35型湾曲ディスプレー「OMEN X by HP 35 Curved Display」。アスペクト比21:9、最大解像度3440×1440ドット。正面に座ると、視界の隅々までゲーム画面という感覚になること間違いなし。湾曲ディスプレーでプレイしたいならコレ! といえるほどの優れものだ 。G-SYNC対応、応答速度4ms、最大100Hzという性能に加え、ヘッドホンフックも備えている

主なインターフェースは、HDMI端子、DisplayPort端子、USB 3.0端子×3

メカニカル方式(青軸スイッチ)の「OMEN by HP ゲーミングキーキーボード1100」。Nキーロールオーバー、バックライト発光パターン変更、ゲームモードなどを備える。スタンダードな仕上がりでクセが少なめな点がうれしい。日本HP製品としては非常にめずらしい英語配列キーボードとなっており、力の入れ具合が分かる!?

6ボタンの光学式有線マウス「OMEN by HP ゲーミングマウス600」。サイズは41×128mm。重量は130gで、ウェイトバランサーによる微調整が可能だ。解像度800〜1万2000dpi(12段階可変方式)、ポーリングレート1KHz。ホイールおよびOMENロゴのLED発光機能(12色)アリ。USBケーブルは断線や巻き癖が起こりにくい編み込み式で、ケーブル長は2m

53mm大口径ドライバーユニット採用の「OMEN by HP ゲーミングヘッドセット800」。リスニングも重視しておりサラウンドも良好。ほぼ後ろの音源把握もしやすい。柔らかく空気を通す設計の密閉型イヤーカップも特長的だ

「OMEN by HP ゲーミングパッド100」。サイズ360×300×4mmの布製マウスパッド。滑りがよく、かつ止めやすい。丸めて持ち運ぶこともできる。マウス操作で手が疲れやすいと感じる方は、ゲーミング用途のマウスパッドをオススメしたい

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