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マルウェア感染端末の通信をエッジスイッチで遮断、内部拡散も防ぐ

アラクサラ、パロアルトNGFWと連携し自動防御ソリューション拡充

2017年10月17日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 アラクサラネットワークスは10月16日、同社「サイバー攻撃自動防御ソリューション」の拡充を発表した。パロアルトネットワークスの次世代ファイアウォール(NGFW)と連携させ、NGFWで検知したマルウェア感染端末の通信をエッジネットワークで即座に遮断し、内部拡散を防ぐ。

アラクサラ+パロアルトで実現するセキュリティソリューションの模式図

 アラクサラでは2016年6月から、マルウェア感染端末による通信フローを自動的に遮断するサイバー攻撃自動防御ソリューションを提供している。今年(2017年)6月には、トレンドマイクロの「Trend Micro Policy Manager」や「Deep Discovery Inspector」との連携によるソリューション強化も発表している。

 今回は新たにパロアルトのNGFWにも対応する。具体的には、アラクサラが提供するコントローラーソフトウェア「AX-Security-Controller」がパロアルトのNGFWとの連携に対応し、感染端末の通信をエッジスイッチでブロックする。

 なお、同ソリューションでは感染端末がネットワーク内を移動したり、DHCP環境においてIPアドレスが変わったりした場合でも、通信遮断を継続できる。また、感染端末のブラウザに警告表示を出し、使用者に通知することも可能。

 AX-Security-Controllerの予定標準価格(税抜)は40万円から。

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