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セブン&アイQ2、過去最高の利益を達成…EC売上は10.5%増

2017年10月13日 06時51分更新

記事提供:通販通信

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(株)セブン&アイホールディングスが12日発表した2018年2月期第2四半期(3~8月)決算は、売上高が前年同期比4.2%増の2兆9871億9800万円、営業利益が同7.2%増の1944億6600万円、純利益が同167.1%増の894億2100万円となった。

ニッセンの営業損失が半減

 売上収益はスーパーストア事業や百貨店事業などで減少したが、好調な国内外のコンビニエンスストア事業などがカバーした。利益面では、営業利益・経常利益・純利益がそれぞれ過去最高となった。

 ニッセンホールディングスは、売上高が同13.6%減の521億3300万円、20億1300万円の営業損失(前年同期は53億3000万円の営業損失)となった。営業損失は前年から半減し、業績が回復傾向にある。

 「オムニ7」を通じたEC売上は、同10.5%増の526億7300万円となった。ECサイト別の売上高は、「セブンネットショッピング」が同83.8%増の105億8500万円、「イトーヨーカドー」が同78.4%増の19億400万円、「そごう・西武」が同31.5%増の15億9100万円となった。売上高が減少したのは、「ネットスーパー」(同4.3%減)、「アカチャンホンポ」(同6.2%減)、「セブンミール」(同1.4%減)の3サイトだった。

 セブンプレミアムの売上高は、同10.1%増の6550億円で、アイテム数は前年同期から320点増加し、3820点となった。電子マネー「nanaco」のカード枚数は、前年同期から677万枚増加した5653枚となった。

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