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ロコンドQ2は売上高17.6億円、「急ぎません。便」導入効果も

2017年10月12日 04時47分更新

記事提供:通販通信

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(株)ロコンドが11日発表した18年2月期第2四半期決算は、売上高が17億6100万円、営業利益は6200万円、経常利益は4900万円、四半期純利益は5300万円となった。

「急ぎません。便」などの配送革命が最高のスタート

 第2四半期は、LOCONDO.jpを軸とするECサービスで、物流倉庫の増床、オペレーションの向上、取り扱いブランドの拡充、サイト改善によるユーザー満足の向上などを実施。LOCONDO.jpのほか、「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」など他社モールへの出店により、出荷件数46万件、出店ブランド数は1878ブランドとなった。その結果、ECサービスの商品取扱高(返品前)は46億2462万円、売上高は14億9294万円を計上した。

 また、プラットフォームサービスでは、ブランドの自社公式EC支援(BOEM)、倉庫受託(e-3PL)、店舗の欠品および品揃え補強(LOCOCHOC/LOCOCHOC-D)の運営などを実施。同社がBOEMを行う企業社数は第2四半期末で13社となり、同期の商品取扱高(返品前)は11億3329万円、売上高は2億6815万円となった。

 他に、物流業界への課題への取り組みとして、21時~24時の夜間と6時~9時の早朝に届ける「エクスプレス便」、配送を急いでいないユーザーに対して注文から3日後までに届ける「急ぎません。便」などの新配送サービスを開始。その結果、同サービス導入後の売上は順調に伸びている。同社は新配送サービスを「配送革命」と呼び、メディアなどで多数報じられたことから、「最高のスタートを切った」としている。

 これらの結果、売上高は17億6100万円を計上。一方、3月に実施した物流倉庫の移転に伴い、引越し費用などの一時的な費用が約7064万円発生したことなどから、営業利益は6200万円、経常利益は4900万円となった。また、MANGO原宿店の継承に伴う固定資産の譲り受けにより特別利益が1542万円発生したことなどから、四半期純利益は5300万円となった。

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