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ケーブル入れ替えなしで通信速度5倍にできるマルチギガスイッチ

2017年10月04日 13時30分更新

文● 江幡/ASCII

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 ネットギアジャパンは10月4日、全ポート10Gに対応したマルチギガビット アンマネージスイッチ「XS505M」「XS508M」を発表した。10月17日から発売する。

XS505M

XS508M

 全世界75%の敷設済みケーブルはCat5e/6を利用し、最大の通信速度は1Gbps(ギガビット毎秒)に達する。SSD搭載ストレージや、4K映像配信、無線LAN規格802.11acといった新しい技術の登場で、この1Gネットワークは既にボトルネックとなりつつあり、より高速なネットワーク環境を構築するためには、ケーブルをCat6A/7に再敷設する必要があった。

 今回リリースするマルチギガスイッチXS505M・XS508Mは、既存のCat5e/6ケーブルを利用して2.5G/5Gの通信速度を実現する。機器を入れ替えるだけでネットワーク速度を5倍にできるとし、ケーブルを敷設しなおすコストを削減、同時に将来の10G化への投資もできるとうたう。

 XS505Mは、10G/マルチギガビット(2.5G/5G)を4ポート、SFP+スロットを1ポート搭載。本体サイズは328×169×43.2mmで、重量およそ1.38kg。価格は9万720円。

 XS508Mは、10G/マルチギガビット(2.5G/5G)を8ポート、SFP+スロットを1ポート搭載。本体サイズは328×169×43.2mmで、重量およそ1.49kg。価格は12万9600円。

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