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iPhone X&iPhone 8、ASCII徹底大特集!第28回

そこはすでに通った場所だッ! iPhone Xや8の機能を一足先に搭載したスマホたち

2017年10月04日 12時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII編集部

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 iPhone 8やiPhone Xが発表され、様々な新機能に世界中が沸いた。しかし、よくよく考えてみると「その機能ってどっかで見たような……」と思うものもいくつか。Androidスマホにはすでに搭載されている機能もあり、今回はそんな未来すぎた端末と技術を振り返る。

 新型iPhoneに搭載されているものは、当然昔と同じではなく、大幅に進化して完成度を高めている。過去を見れば、なぜアップルが“今”搭載したのかがわかるかもしれない。

iPhone 7や8/Xで搭載された新機能一覧

  • ワイヤレス充電
  • 5.8型ディスプレー
  • 全面ディスプレー
  • 顔認証(Face ID)
  • デュアルレンズ
  • 防水・防塵
  • Apple Pay

置くだけで充電できる!
ワイヤレス充電(Qi規格準拠)

 イヤホンジャックがなくなり、ついに充電ケーブルもなくなる時代に! iPhone 8とiPhone Xで搭載されたワイヤレス充電だが、Androidスマホではかなり前から採用されていた。2011年にドコモから発売された「AQUOS PHONE f SH-13C」(シャープ製)が世界初となるQi規格のワイヤレス充電対応機種で、その後ARROWシリーズ(現arrows)やELUGAシリーズ、MEDIASシリーズなどに積極的に採用された。パナソニックやNECがスマホから撤退したこともあり、2013年内のモデルを最後にQi端末が途絶えたが、今度はサムスン電子が2015年のGalaxy S6から最新のS8まで採用している。

 Qiの弱点としては充電速度の遅さや充電台との位置のずれでうまく充電できないことがある点。iPhone 8/XはQi準拠としつつも、来年発売予定のアップル純正のAirPowerでは3台まで同時に充電できるなど、機能が強化されている。業界準拠の仕様を採用しつつ、それを拡張していくというのは新しい動きでその点は興味深い。

 なお、AQUOS PHONE f SH-13Cの記事はこちらから。

シャープの「AQUOS PHONE f SH-13C」。充電パッドは付属品だった

最近ファブレットって言わないよね?
5.8型&縦長ディスプレー

 国内でもファブレットという言葉が使われ出したのは、2012年にドコモから発売された「GALAXY Note II SC-02E」(サムスン電子製)あたりだろうか。5.5型ディスプレーを採用し、スマホ以上タブレット未満ということで「フォン」と「タブレット」を組み合わせた造語というわけだ(海外で先に普及)。ファブレットの中でも現時点で最大級なのがASUSのSIMフリースマホである「ZenFone 3 Ultra」。なんと6.8型だ。

今年2月に発表された18:9の縦長ディスプレーを搭載する「LG G6」。登場時は「なんだ、こりゃ?」と思ったが、すでに見慣れてしまった

 とはいえ、大きくなれば当然片手では使いにくい。というわけで、画面サイズを大きくしつつ横幅を抑えるために縦長ディスプレーを採用したモデルが増えている。実際にiPhone Xは5.8型にも関わらず、サイズ的にはiPhone 8とiPhone 8 Plusの間だ。

 こちらはAndroidスマホでも主に2017年に入ってからのトレンドで、今年2月に発表されたLGのフラグシップ機「LG G6」、そしてそれに続いて登場したサムスン電子の「Galaxy S8/S8+」で完全に流れができた。Galaxy S8+は6.2型、でも横幅は約73mm。iPhone 8 Plusと比べて、かなり小さい。少々気が早いが、来年のiPhone Xの第2世代モデルでは、iPhone Xよりも画面サイズが大きいモデルが用意されても不思議ではない。

 LG G6の記事はこちらから。

超狭額縁でほぼ全面ディスプレー

 iPhone Xでの全面ディスプレーは大きな話題を呼んだが、Androidスマホでも“ほぼフレームレス”と言っていいような端末もあった。たとえば、ソフトバンクから発売された「AQUOS CRYSTAL 305SH」(シャープ製)。

驚異のフレームレスでスマホのデザインに一石を投じた「AQUOS CRYSTAL」(シャープ製)

 正確に言うと全面ディスプレーではなく、3面がほぼフレームレスで下部はカメラも含め太いフレームがあった。とはいえ3年前に、すでにフレームレスを実現していたシャープの目の付け所はとてもシャープ。でも、なんで継続しなかったのだろう?

 AQUOS CRYSTALの記事はこちらから。

おまけ。全面ディスプレーじゃないけど、上部の切欠の形はちょっとiPhone Xに似てるよね。というわけで、こちらはソフトバンクから発売されたモトローラ「RAZR M 201M」でした

True Depthカメラの性能を早く試したい!
顔認証(Face ID)

 ホームボタンがなくなったので、指紋認証(Touch ID)もなくなったiPhone X。そのかわり、顔認証システムであるFace IDが導入された。顔認証技術自体は以前から存在し、Galaxy S8/S8+でも採用されているが、iPhone Xの「True Depthカメラ」のようにドットを顔面に投射し、赤外線カメラで顔を3Dで認識しているわけではないため、精度はiPhone Xが上回りそうだ。とはいえ、発売後に実際に試して判断したいところ。

前面上部の左側に虹彩認証用のカメラを搭載する「ARROWS NX F-04G」

 精度が高い生体認証という意味では、虹彩認証もある。富士通が2015年に発売した「ARROWS NX F-04G」は、専用のカメラを搭載。黒目と白目の境界線のパターンを認識する。ドコモの発表会では双子が使っても別人と判断するという点をアピールしていた。

 ARROWS NX F-04Gの記事はこちらから。

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