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100万人規模の火星生活VRシミュレーションが日本でも展開

日本HP、火星で生活する学生を募集

2017年09月29日 17時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「HP Mars Home Planet」

 日本HPは9月29日、VRで火星での生活を模擬体験する国際プロジェクト「HP Mars Home Planet」の一環として、国内学生向けプログラム「Project MARS - Education League JP -」を発表した。

 HP Mars Home Planetは、HPやNVIDIAなど多数の企業が協力して実施する火星生活のVR体験プロジェクト。人類100万人規模の生活をシミュレーションする。学生向けプログラムでは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)やエヌビディア、オートデスク、日本マイクロソフトが賛同。ワークショップやオンラインコミュニケーションを通じた支援を行なう。

 参加チームは火星に関する科学的な知識や最新のコンピューターソフトウェア技術を使った表現方法を学び、人類が火星で生活するうえで必要な建物、都市、乗り物などのインフラのアイデアを考える。本プログラムで優秀賞に選ばれたアイデアはHP Mars Home Planet参加への審査対象となる。

 応募条件は、応募時点で国内の高校生、高等専門学校生、大学生、大学院生、専門学校生。3~5名のチームを形成してチームで応募(2017年10月31日応募締め切り)。2018年半ばまで予定されるHP Mars Home Planet第3部までの参加が可能なこと。

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