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カスタムドライバー「Noble Driver」は上位機種に搭載

Noble Audio、リファレンスラインを加えた新ラインアップ

2017年09月25日 16時45分更新

文● 天野透/ASCII

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 エミライは9月22日、米国Noble Audioブランドの新イヤーモニターを発売した。

 米国で“Wizard”の愛称を持つオーディオロジスト、ジョン・モールトン博士が2013年に設立したNoble Audio。新製品は“Reference family”と“Musical family”という2つのプロダクトラインを設定し、新たなラインアップを構築した。

 全製品でマシニングカット製造の、特徴的なジオメトリー・アルミニウム・フェイスプレートを採用するほか、組み立てとマッチングはフルハンドメイド、2-pinのリケーブルに対応する。さらに日本仕様限定で、マルチストランド構造・特殊コーティング処理済銀メッキ高純度銅導体タイプの純正着脱式ケーブルが付属するという。

 “Reference family”はモニター的な用途に最適化されたというライン。リスニング用途が主体だった従来の傾向と異なり、フラットな音質をベースとした新コンセプトを特徴とする。

 「KATANA」はFLAGSHIP SERIESに据えられた、9ドライバーモデル。搭載されるBAドライバーは独自のカスタム品「Noble Driver」で、ハウジングはアルミの精密削り出しだという。市場想定価格は21万3840円前後。

 「SAGE」はNoble Driver採用の2ドライバーモデル。「SAVANNA」の旧モデルを基に開発され、ベントポートを再設計してロー・エンド側の再生周波数が伸長。低域のレスポンスを上昇させたという。市場想定価格は7万6680円前後。

 新SAVANNAはBAドライバーを片側4基搭載するモデル。市場想定価格は6万4800円前後。

 “Musical family”はブランド創立時からのサウンド・シグネチャーを重視した、音楽リスニング用途のライン。FLAGSHIP SERIESは旧モデル「Kaiser 10」の後継機となる「KAISER ENCORE」で、カスタムBAドライバーNoble Driverを片側10基搭載する。ハウジングはアルミの精密削り出し。市場想定価格は21万3840円前後。

 「DJANGO」はBAドライバーを片側6基搭載するモデルで、全域に渡ってバランスを保った音質傾向が特徴だという。市場想定価格は12万5280円前後。

 5ドライバーモデルの「DOLCE BASE」は、ラインアップの中でも最もヘヴィーなチューニングを施したというモデル。エレクトロ・ミュージックなどの低音域を重視する音楽にマッチングするという。市場想定価格は8万8560円前後

 「TRIDENT」は3ドライバーのエントリーモデル。サウンドは低域および高域を拡張させたポップなキャラクターとしている。市場想定価格は5万2920円前後。

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