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東京ゲームショウ2017レポート 第46回

Fallout 4の世界や165キロの豪速球などVIVEブースのVR体験がヤバイ!

2017年09月24日 10時00分更新

文● ジサトラ ハッチ

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暗殺教室の世界を仮想空間でリアル体験

 週刊少年ジャンプ原作コミック「暗殺教室」をモチーフとした「暗殺教室VRジャンプフェスタの時間」は、「ジャンプフェスタ2017」で体験できたVRコンテンツ。忠実に再現されたE組の教室、アニメで演じた声優さんによる声、動きの雰囲気など、原作世界そのものを切り取ったようなVR空間で、原作世界を味わえる。

ブースには小さな教室がつくられ、学校で使われる机に座って体験。この机の感触が、よりリアルさを際立たせる

原作通りマッハ20で動く「殺せんせー」。弾は罠を発動させて、動きを鈍らせると当てることができる

 モデリングが良くできており、殺せんせーの触手のヌメヌメとした動きなどが、まるで本当にいたら、こんな感じかもと思わせる動きだったのが、かなり秀逸。360度空間で、分身して動く殺せんせーの姿は、テレビの画面でアニメを見ていた時よりも、ダイレクトにキャラの雰囲気を伝えてくれるので、原作ファンなら満足すること間違いなしだ。

イケメンとのやり取りに赤面必至

「囚われのパルマ VR面会」は、大ヒットしたカプコンのスマホゲームをベースとしたVRコンテンツ。孤島に囚われた青年と言葉を交わし、心をちかづけていく物語に、多くの女性が心を奪われたと言う。

 本作はビジネスデーですら、本家カプコンのブースでは、120~150分待ちがほとんど。VIVEのブースでも体験できるため、一縷の望みを持って訪れる女性が後を絶たなかったとのこと。私は、VIVEの広報担当からアオイでプレイして欲しいと言われ、アオイ編をプレイ。

原作と同じく面会室でのやり取りが展開されるため、体験ブースも面会室を模している

 話の詳細はネタばれになるので書かないが、話の途中でガラス越しにアオイが「お前からもプレゼントが欲しい」的なセリフを言った後、頬を向けてくる。しばらく待っても選択肢などが出てこない、本当にわからなかったため、手を伸ばして(両手のコントローラーにより、仮想的な手が表現されている)ガラスを小突いてみると、驚く反応を見せたが、再度頬を向けてくるアオイ。

 キーポイントはガラス越しにあるということがわかり、ようやく要求に気づく。現実世界には壁があることを知っているので、そおっと近づくが反応なし、そのまま進みVIVEが壁に接触したところでようやくキスしたこととなり、話が進んだ。これは、男でも照れがある……原作ファンなら鼻血モノに違いない。

ガラス越しに頬を向けてくるアオイ

 記事のため、仕方なかったのだ。体験できなかったファンへの罪悪感を抱えながら、逃げるように現場を後にした。絶対体験したい人は、本日東京ゲームショウ最終日に絶対体験してみて欲しい。

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