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体験にこだわったフロア型スピーカー「BeoLab 50」も

Bang & Olufsen初の有機ELテレビ「BeoVision Eclipse」、その体験は?

2017年09月24日 13時30分更新

文● 小林 久 編集●ASCII

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 テクノロジーではなく人を優先する。当たり前のようで難しいことの実現。

 優れたデザインと特徴ある機能が印象深い、デンマークのAVブランドBang & Olufsen(B&O)の企業理念は「Bang & Olufsen exists to move you with enduring magical experience」(バング&オルフセンは体験を通じて人々の心を動かすために存在する)だ。

 日本でも最近、「モノよりコト」と言った言葉をよく聞くが、B&Oではブランドが発祥した90年以上前からその思想が受け継がれているというから驚く。

 エピソードがある。1926年(昭和2年)に投入した「Eliminator」の話だ。ラジオに付ける電源で、今で言うACアダプターである。当時のラジオは蓄電池で駆動するのが普通で、家族団らんのただなかに、電池が切れてしまうことも多々あった。この残念な体験を何とかできないかと考えて作られた製品だ。

 「電気は危ないものというイメージ」を払しょくし、その便利さで人々の暮らしを豊かにしたのがEliminatorだ。ブランドの原点というべき製品である。

Eliminator

 B&Oは1950年、テレビの製品化に成功した。その技術を進化させ、1962年にはキャスターと取っ手が付いて移動できる、世界初のポータブルテレビ「Beovision Horisont」を開発した。日本のテレビは同時期、居間に鎮座していた。テレビは部屋の中心であり、人や物の位置はテレビの都合で決められた。B&Oが追求したのは、製品が人の生活に歩み寄るスタイルだ。

1950年に開発したテレビBeovision Horisont

 人の体験を豊かにする。B&Oの特徴である美しいデザインも、それを体現するファクターなのだろう。

 そんなB&Oの現在を象徴する製品がこの秋登場する。

 海外では9月のIFAに合わせて発表された製品だ。ひとつは「BeoLab 50」というアクティブスピーカー。もうひとつは「BeoVision Eclipse」という4K対応の有機ELテレビだ。

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