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iPhone X&iPhone 8、ASCII徹底大特集! 第21回

iPhoneで使える「iOS 11」の超便利機能ベスト5

2017年09月20日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII編集部

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iOSが11にメジャーバージョンアップ
iPhoneで活用できる新たな便利機能は?

 アップルは9月20日、iOS 11をiPhone、iPadなどiOS端末向けにリリースした。iOS 11には多くの新機能が追加されており、特にiPad向けには新しいDockの追加、マルチタスキング機能の強化、ドラッグ&ドロップ機能の追加など、PC的に利用が可能となる大型アップデートとなっている。とは言え多くの人が使っているのはiPhoneのはず。今回の記事ではiPhoneで利用可能なiOS 11の便利機能を厳選してご紹介しよう。

コントロールセンターが大進化
コントロールの追加や削除が可能に

 最初にマスターしておきたいのが新しくなったコントロールセンターだ。iOS 11ではコントロールセンターがカスタマイズ可能になり、ホーム、Apple TV Remote、Wallet、アクセシビリティのショートカット、アクセスガイド、アラーム、ストップウォッチ、テキストサイズ、ボイスメモ、メモ、運転中の通知を停止、画面収録、拡大鏡、低電力モードなどのコントロールを追加できる。また3D Touch対応のiPhoneであれば、プレス操作でさらに多くのコマンドにアクセス可能だ。

画面外から上にスワイプするとコントロールセンターが現われる

「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールをカスタマイズ」から、コントロールの追加、削除などのカスタマイズが可能

3D Touch対応のiPhoneであれば、ネットワークを長押しすると上記のグループが開かれる。「インターネット共有」などをワンタッチでオンオフ可能

拡張現実に対応するARkitを搭載
iPhone 6s/6s Plus以降で利用できる

 iOS 11はAR(拡張現実)を可能にする「ARKit」が搭載された。Androidスマートフォンでは、RGB/モーショントラッキング/深度カメラを搭載した「Google Tango」対応端末でなければARアプリケーションを利用できないが、iPhoneは通常のカメラと各種モーションセンサーのみでAR機能を実現している。

 さっそく登場したARアプリケーションのなかでオススメは「Conduct AR」。部屋の中に鉄道ジオラマを出現させて、列車の運行をコントロールするARゲームだ。480円の有料アプリだが遊ぶ価値あり!

「Conduct AR」を実行するとカメラが起動し、ジオラマをどこに設置するか尋ねられる

前の画面でタップすると、その場所に鉄道ジオラマが出現する。Google Tango対応端末ほど正確ではないが、不自然に感じないレベルで空間認識できている

もちろん端末を近づければ、ジオラマの細部を確認可能だ。iPhone 6s/6s Plus以降のiPhoneがARに対応するため、AR市場が爆発的に広がる可能性は十分にある

PC的に管理できる「ファイル」アプリは
クラウドストレージにもアクセス可能

 iPhone、iPad端末ユーザー待望の新機能が「ファイル」アプリケーション。iPhone、iPad端末内のファイルを、PC的に管理可能になる。特に便利なのがオンラインストレージにまとめてアクセスできること。iCloud Drive、Dropbox、Google Drive、OneDriveなどにファイルアプリケーションからアクセス可能だ。

 ただし、少し残念なのがオンラインストレージを横断して検索できないことと、ファイルのアップロードに対応していないこと。せっかく搭載したのであれば、PCのファイラーアプリ以上の使い勝手を実現してほしいところだ。

「場所」にはオンラインストレージへのショートカットが並ぶ。アプリケーションをインストールしていなければ、ショートカットは表示されない

「+」マークのついたフォルダーをタップすると新規フォルダーを作成できる。箇条書きのマークをタップすると、アイコン表示、リスト表示を切り替えられる

これはDropboxを選択したときの画面。オンラインストレージごとにインターフェースが異なる。できれば共通化してほしいところだ

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