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上位機種のエッセンスを凝縮したコンパクト一体型機

テクニクスからプレミアムコンパクト「OTTAVA f」が登場

2017年09月20日 17時45分更新

文● 天野透/ASCII

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 パナソニックは9月20日、テクニクスブランドからコンパクトステレオシステム“OTTAVA f”「SC-C70」を発表した。発売日は10月20日で、価格は10万8000円。

 テクニクスの高音質技術を一体型のボディに凝縮したオールインワンシステム。上位機種に搭載されているフルデジタルアンプ「JENO Engine」を3基搭載。2基をバイアンプ構成で使用し、1基はあらかじめ本体に設定されている3つのモードから選択するだけで、設置場所に合わせた最適なサウンドを楽しむことができる新開発の音場調整システム「Space Tune」に使用する。専用アプリ「Technics Music App」を使えば、より精密な周波数特性の測定・補正もできる。

 スピーカー部は2cmツィーター、8cmウーファー、12cmサブウーファーの3ウェイ構成で、デュアル構成のロングポートを備える。ツィーターには「逆ドーム形状フィン」構造の新開発音響レンズを採用し、前面に実装したルーバーをフィンの間隔に合わせることで音道の連続性を高め、広がりのある音場とスムーズできめ細やかな高域再生を実現したという。また、振幅と位相の周波数特性を平坦化するスピーカー負荷適応アルゴリズム「LAPC(Load Adaptive Phase Calibration)」を搭載している。

 音楽ソースはCD、FM/AMラジオ、アナログ/光デジタル入力、USBなどに対応。CDの音をハイレゾ音源と同等にまで拡張する「CDハイレゾリマスター」や、圧縮によって失われた情報をオリジナルに近いレベルまで復元する高音質技術を搭載。無線はWi-Fi/Bluetoothを内蔵し、AirPlayによるiOSデバイスからのワイヤレス再生にも対応。デザイン面では水平に回転するCDカバーを採用したトップローディング型CDプレーヤーをはじめ、トップパネルはアルミ製で筐体の剛性強化にも貢献する。

 主なインターフェースは、3.5mm ステレオ出力×1、USBタイプA×1(対応メモリ容量:最大2TB)、イーサネット×1(100 BASE-TX、10 BASE-T)、3.5mm AUX ステレオ入力×1、光デジタル入力×1(角型端子)。サイズは幅450×奥行き280×高さ143mm、重量は約7.8kg。

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