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利用できるLambdaの言語としてnode.jsやJavaもサポート

AWS Greengrassが東京リージョンでも利用可能に

2017年09月19日 18時30分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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 Amazon Web ServicesはIoT向けのエッジコンピューティングサービス「AWS Greengrass」を9月21日から東京リージョンでスタートさせることを発表した。

 AWS Greengrassはインターネットに接続されたデバイスでのローカルコンピューティングやメッセージング、データキャッシュ、データ同期などを実行可能にするソフトウェア。ARMやx86対応のデバイス上にGreengrass Coreをホストすることで、Lambda関数をローカルで実行し、断続的な接続でもAWS IoTとデバイスデータをセキュアに同期できる。Lambdaと同じプログラミングモデルを採用し、クラウド上でソフトウェアを作成し、デバイス上にデプロイできる。セキュリティ面でもすべての接続ポイントでデバイスデータを認証・暗号化するほか、AWS IoTへのセキュアな通信もサポートしている。

AWS Greengrassの動作概要

 AWS GreengrassはAWS IoTの「デバイスシャドウ」の機能を持っており、接続がない状態でも仮想デバイスとして状態をキャッシュすることが可能。また、AWSとつながっていない状態でも他のデバイスと通信する「ローカルメッセージング」の機能も搭載する。Lambdaで利用可能な言語もPythonに加え、node.js、Javaなどを追加した。

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