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AI技術搭載で防御力UPのウイルスバスター クラウド最新版に迫る 第3回

最新のウイルスバスター モバイルでサイバー犯罪とオサラバ!

iPhone Xも詐欺には無力! 疑似体験サイトでわかる「あなたもスマホも悪意に弱い」

2017年10月05日 11時00分更新

文● MOVIEW 清水 編集●村山剛史/ASCII

提供: トレンドマイクロ株式会社

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最新版ウイルスバスター モバイルは3つの脅威からスマホを守る

 スマホを襲う大きな脅威は「不正アプリ(スマホウイルス)」「不正サイト(危険なWebサイト)」「SNSからのプライバシー漏えい」の3種類。それぞれに対応できる機能を搭載し、3種の脅威から守ってくれるセキュリティアプリこそが「ウイルスバスター モバイル」なのだ。そのメインとなる3機能は以下の通り。

1. スマホウイルスをブロック:連絡先を外部に送信したり、端末をロックしたりするウイルス(不正アプリ)をブロックする。(Andorid版対応)

2. 危険なWebサイトへのアクセスをブロック:個人情報や金銭を狙うフィッシング詐欺サイトやワンクリック詐欺サイトへのアクセスを防ぐ

3. SNSからの個人情報流出をブロック:投稿の公開範囲やタグ付の許可設定などのSNSのプライバシー設定の安全性を判定する

 これらの基本的な機能によって、ウイルスバスター モバイルはスマホやタブレットをさまざまな脅威から守ってくれる。また、ウイルスバスター モバイルはAndroidとiOSに対応しているので、我々が使っているたいていのモバイル端末にインストールできるだろう。

 続いてはOS別にそれぞれの主要機能を画面を交えて紹介しよう。

Android版の主要機能

 Android版の主要な機能は以下の通り。最新版から備わった新機能・機能強化点も多いので、すでにユーザーの人も確認しておこう。

・危険なWebサイト対策
 見分けにくいフィッシングサイトなど、危険なWebサイトにアクセスしてしまいそうなとき、そのアクセスをブロックする。これは第3回で紹介した「SPN(Trend Micro Smart Protection Network)から得た情報をもとに判断を下している。

Webブラウザー(ここではChrome)で怪しいサイトにアクセスしてみたが、しっかりブロックされた


・メッセンジャーアプリ内の不正URLチェック
 メッセンジャーアプリ(LINE、WhatsApp)に表示したURLが危険だった場合、警告画面が表示される。

[PowerUp!]・不正アプリのインストール前ブロック
アプリをインストールする前にアプリをスキャン。安全を確認してからインストールすることができる。Google Play経由だと安心してインストールしてしまいがちだが、じつはぜい弱性があったり、ウイルスの入ったアプリがGoogle Playに並んでいた事例もあるので、“最後の砦”として重要な機能だ。

Google Playでアプリの詳細を表示すると、自動的に内容がチェックされてそれが安全かどうかが表示される


・リアルタイムスキャン
 インストールしたり、アップデートしたアプリを自動スキャンして、不正アプリの場合にはすぐにアンインストールを促す。手動で、端末内をすべてスキャンすることもでき、ウイルスバスター モバイル導入直後に威力を発揮してくれる。

手持ちのAndroidスマホをチェックしてみたが、幸運にも(?)不正アプリは検出されなかった


・第三者評価機関「AV Comparatives」におけるAndroid端末のマルウェア防御最高位の評価を3年連続で獲得
※出典 AV-Comparatives:Mobile Security Review(2015年~2017年発行レポート)



[New!]・ランサムウェア感染からの復旧支援
 万が一、ランサムウェアに感染してしまった場合、トレンドマイクロの「盗難/紛失時の対策Webポータル」経由で、画面を占有しているランサムウェアを含めて、すべてのアプリを停止したり、端末のパスワードをリセットすることでモバイルデバイスの復旧の手助けをする。


・SNSプライバシー設定チェック
 Facebookのプライバシー設定内容を判定し、危険な項目をチェック。より安全な設定に切り替えられる。

Facebookの設定をチェックしてみた。意外にユルい設定が複数あることを指摘された。設定の見直しが必要なようだ


[PowerUp!]・有害サイト規制/アプリケーションの利用制限
 ペアレンタルコントロールが可能。ブロックしたいWebサイトのカテゴリーや、起動させたくないアプリを設定でき、子どもがネット利用するときの脅威から守る。

ペアレンタルコントロールとして各アプリの起動を制限できる。Webサイトだけでなく、起動できるアプリも制限可能


[PowerUp!]・セキュリティ設定チェック
 パスワード設定など、Androidデバイスのセキュリティが適切に保たれているか確認できる。

システムとアプリ全体のセキュリティをチェック。大きな問題は見つからなかったが、定期的に実行したい

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