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ベンチャー企業支援を通じてAIの社会実装を促進して競争力を養う

NEDO、AIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択

2017年09月08日 15時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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「多様話者・多言語に対応可能な“End-to-End音声認識AI”の実用化」(Hmcomm)

 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は9月6日、革新的・挑戦的なAI技術を発掘して支援する事業として、AIベンチャー企業の研究テーマ6件を採択した。

 AIの研究開発や産業化の司令塔として日本政府が設置した「人工知能技術戦略会議」において、AI技術の利活用促進にベンチャー企業を支援するとりくみ。57件の応募があり、審査の結果、最優秀賞1件、優秀賞・審査員特別賞3件、審査員特別賞2件の合計6テーマを採択した。

採択された6件の企業と研究テーマ

 最優秀賞となった「多様話者・多言語に対応可能な“End-to-End音声認識AI”の実用化」(Hmcomm)、優秀賞の「人工知能による診療科推論等の調査研究」(ARアドバンストテクノロジ/島津製作所)など、今後の社会問題への対処をAIを用いて解決しようとするものが目立つ。採択が決定した委託先は2017~2018年度までの2年以内の研究開発を実施する。

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