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エンターテインメント機能が充実

富士通エンタメ追求PCは映像や音質のこだわりがスゴイ (2/2)

2017年09月07日 17時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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単体ディスプレー&スピーカーとして使用可能

 ESPRIMO WF2/B2は映像や音へのこだわりだけでなく、使い勝手のよさも特徴の1つ。使用頻度の高いヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、マイク・ラインイン兼用端子、USB 3.0端子×2、SDカードスロットや光学ドライブは、すべてアクセスしやすい前面に配置されている。また、付属のワイヤレスキーボードは、使用しないときスピーカー下のスペースにすっぽり収納可能。キーボードの向きは前向きでも逆向きでも収納できるが、逆向きにした方がスムーズに取り出せるようだ。

本体前面にはヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、マイク・ラインイン兼用端子、USB 3.0端子×2、SDカードスロット、光学ドライブが配置されている

スピーカー下のスペースにはキーボードを収納可能。正逆いずれの向きでも収納できるが、逆向き(左)の方が取り出しはスムーズ

 前面にあるインターフェースのうち、マイク・ラインイン兼用端子にデジタルオーディオプレーヤーやスマートフォンをつなぐと、パソコン本体の電源がオフでも単体スピーカーとして使用できる(利用するには、事前にプリインストールされている「パワーオフスピーカーの設定」で「パワーオフスピーカー」を「使う」に設定しておく必要がある)。

「パワーオフスピーカーの設定」で「使う」にすると、PCの電源がオフの時でも単体スピーカーのように使うことができる

 実際に試してみたが、スピーカーの音に広がりがあるので、パソコンから離れた場所でも音楽を聴きやすかった。これなら、単体のスピーカーとしても十分役に立つ。大音量でガッツリ音楽を楽しみたいときだけでなく、就寝前やおやつタイムなどにBGMを流してリラックスしたいときに利用するのもよさそうだ。

 ESPRIMO WF2/B2の本体背面には、USB 3.1端子×2、HDMI入力端子、HDMI出力端子、アンテナ入力端子、miniB-CASカードスロット、有線LAN端子などが搭載されている。ちなみに、昨年発売の前機種はHDMI出力端子が搭載されておらず、代わりにUSB 3.1(Type-C)端子が1基搭載されていた。外付けディスプレーに本機をつないでマルチディスプレー環境を構築したい人や、プロジェクターでDVDやBDをスクリーンで楽しみたい人には、HDMI出力端子がついたのはうれしいポイントといえるだろう。

本体背面には、USB 3.1端子×2、HDMI入力端子、HDMI出力端子、アンテナ入力端子、miniB-CASカードスロット、有線LAN端子が搭載されている

 背面のインターフェースのうち、個人的に便利だと感じたのがHDMI入力端子だ。家庭用ゲーム機やAV機器をつなぎ、本体前面の外部入力ボタン(または付属リモコンの「入力切換」ボタン)を押せばディスプレーとして使用できる(パソコンが起動しているときでも、パソコンの電源がオフの状態でもOK)。その際、内蔵スピーカーやヘッドフォン端子もちゃんとHDMI入力端子につないでいるソース機器の音に切り替わる。

 また付属リモコンの「画面設定」ボタンを押せば、OSDを表示して画質の調整も可能だ。画質モードは「スタンダード」、「シネマ」、「ダイナミック」、「ゲーム」などが用意されており、ほかにも画面の明るさやコントラスト、色あいなどを細かく調整できる。内蔵スピーカーの音量も、リモコンの音量ボタンで調節可能だ。

付属リモコンは、テレビ視聴時だけでなく、ディスプレーの入力切換や画質調整などにも役立つ

単体ディスプレーとして使用している際に付属リモコンの「画面設定」ボタンを押すと、OSDを表示可能

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 1点注意したいのが、HDMI入力とHDMI出力が排他的になっており、同時に使用できないというところ。そのためパソコン画面を外付けディスプレーに表示し、本機のディスプレーにゲーム機の画面を表示するなどの使い方はできないが、単体ディスプレーと変わらない使い勝手を実現している点は高く評価したい。

 このほか、ESPRIMO WF2/B2には約92万画素のウェブカメラも搭載されている。カメラユニットは本体上部にあり、使用時にスライドして引き出すタイプだ。赤外線カメラも装備されており、Windows Helloの顔認識にも使用できる。

カメラユニットは本体上部にあり、使用時にスライドして引き出す仕組みになっている

 映像と音にこだわりエンターテイメント性を追求したESPRIMO WF2/B2。今回は、その外観や使い勝手をおもに紹介したが、次回はパフォーマンスを中心にチェックしていく。

試用機の主なスペック
製品名 ESPRIMO WF2/B2
CPU Core i7-7700HQ(2.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 630
メモリー 4GB(標準)/8GB/16GB/32GB
ストレージ 約1TB HDD(標準)/約3TB HDD/約256GB SSD+1TB HDD/約256GB SSD+3TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(標準)/Blu-ray Discドライブ
ディスプレー 27型(1920×1080ドット)、スーパーファインVX液晶
テレビ なし(標準)/地上・BS・CSデジタルチューナー(ダブル録画対応)
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.1端子×2、USB 3.0端子×2、HDMI出力端子、HDMI入力端子、マイク・ラインイン兼用端子、ヘッドフォン・ラインアウト兼用端子、有線LAN端子、SDカードスロット、アンテナ入力端子、miniB-CASカードスロット
内蔵カメラ 約92万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅616×奥行227×高さ480mm/約12.5kg
OS Windows 10 Home(64bit)
富士通 FMV ESPRIMO FH

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