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40度で安定動作する機器を集めた高温エリアを作ること環境負荷やコストを低減

NEC、名古屋駅から15分圏内の場所に都市型データセンターを新設

2017年09月06日 07時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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NEC名古屋データセンターを活用したハイブリッド環境

 NECは9月5日、愛知県名古屋市内に「NEC名古屋データセンター」を新設すると発表した。2019年4月よりサービス開始する。

 名古屋市の中心部に位置し、名古屋駅からは15分でアクセスできる利便性に優れた立地。環境への配慮とコスト低減のために40度の高温環境下でも安定動作するNEC製機器を採用した「高温対応機器エリア」を設置し、このエリアではpPUE1.1台、データセンター全体ではPUE1.3台の高いエネルギー効率を実現。

NEC名古屋データセンター(完成予想図)

 可用性99.999%の高信頼な無停電電源と、名古屋市地域強靭化計画の目標値を満たす72時間無給油連続運転が可能な自家用発電機を冗長構成で配置。建物には積層ゴムを用いた免震構造を採用など、耐災害性と安定稼働を実現した。他地域のデータセンターや他社のクラウドサービスと接続することでハイブリッド環境や災害復旧環境を構築・運用しやすいものとしている。また、セキュリティーに関してもICカード認証やウォークスルー顔認証など最先端の技術を導入するという。

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