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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第524回

2匹が出会うとき……カメラは絶対手放せない瞬間が来る!

2017年09月04日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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猫がうろうろしてるとあるお寺にて、2匹が出会ってごっつんこの瞬間。2匹同時に舌が出てるのがツボです(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
猫がうろうろしてるとあるお寺にて、2匹が出会ってごっつんこの瞬間。2匹同時に舌が出てるのがツボです(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 猫がいた。しゃがんでじっと観察していると、チラチラとあらぬほうをチェックしてる。

精悍な顔をしたミケを発見。こっちを見てるようで、見てない。私の右手奥を気にしてる。なんだ?(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
精悍な顔をしたミケを発見。こっちを見てるようで、見てない。私の右手奥を気にしてる。なんだ?(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 猫はくつろいでいるようでいて、というかくつろいでいるのだが、くつろいでいても音や匂いによる警戒信号にすぐ反応する。

 人がそっと近づく。そしてしゃがむ。もちろん猫は警戒してこちらを見ているのだが、しばしじっとしていると「あ、こいつは警戒しなくても大丈夫だな」となって、元に戻るのである。

 このときはこっちを見てるようで見てない。どうも私の右手方向に、カメラを構えた人間以上に気になる何かが現われたのだ。

 猫の目線を追うと、いた。チャトラだ。

すすっとミケに向かって歩いてきたチャトラ。余裕の大あくびである(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
すすっとミケに向かって歩いてきたチャトラ。余裕の大あくびである(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 このチャトラがおっとりと、しかも大あくびしながらミケに近づいていたのだ。

 こうなったときの教訓はただひとつ。「出会いの瞬間を見逃すな。万全の準備をして迎えろ」である。

 2匹が近づくときは大抵フォトジェニックなことが起きるので、撮り逃さないよう、カメラをシャッタースピード優先モードにして、シャッタースピードを速めにセット(晴天下なら1/1000秒くらい。曇天下なら1/500秒とか。最低でも1/250秒以上に)。

 猫にフォーカスを合わせつつ、コンタクトの瞬間を待つのである。猫たちが出会った瞬間はもうシャッターを押すだけでいいようにセッティングを済ませておくのだ。

 で、このチャトラときたら、口をめいっぱい開けたままごっつんこしたのであった。お茶目すぎ。

2匹が出会った瞬間の図。おでこと鼻筋の間に凹みにミケの鼻がはまった瞬間。チャトラは大口を開けたままなのがなんとも微笑ましいというかおおらかというか(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
2匹が出会った瞬間の図。おでこと鼻筋の間に凹みにミケの鼻がはまった瞬間。チャトラは大口を開けたままなのがなんとも微笑ましいというかおおらかというか(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 そして次の瞬間、ミケの方が舌をぺろっと出してチャトラのおでこを舐めたのである。それが冒頭写真だ。出会った瞬間の挨拶である。

その後、チャトラはしれっとして通り過ぎたのだが、ミケは臭いをチェックするのであった(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
その後、チャトラはしれっとして通り過ぎたのだが、ミケは臭いをチェックするのであった(2017年8月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 互いにぺろっとひと舐めして、このときの挨拶は終わったのだった。でもミケはチャトラが気になるようで、お尻に匂いをすれ違いざまに嗅いだのであった。猫ってよく相手のお尻の臭いを嗅ぐよね。うちの猫もよくやってる。

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