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おかずが一品で済むワンディッシュ化を実現

ハウス「シチューオンライス」 ごはんにシチュー合うか論争加熱

2017年08月29日 13時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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 「ごはんにシチューは合うのか問題」というものがあります。ご飯のおかずにシチューはアリかナシか、という話ですね。一方で、カレーやシチューのルウなどを手がけるハウス食品は、クリームシチューがおかずとして受け入れられるのか、という問題に向き合っているようです。

 ハウス食品は「シチューオンライス」と銘打ち、ごはんにかけるシチューを発売しています。「チキンフリカッセ風ソース<鶏肉のクリーム煮>」「ビーフストロガノフ風ソース」の2種類。価格は248円前後。

「チキンフリカッセ風ソース<鶏肉のクリーム煮>」

「ビーフストロガノフ風ソース」

 企画担当者によれば、クリームシチューに対して「少し物足りない」「おかずが欲しくなる」といった声があったそうです。とはいえ、シチューは下ごしらえや煮込む過程などがあり、他のおかずとあわせて用意するのは手間。これらの不満を解消したいと考えました。

 そこで、おかずが一品で済むワンディッシュ化を実現させるために、ごはんにかけるシチューを開発。ごはんに合う濃厚なうまみととろみのために、両シチューに酒粕粉末、ビーフにはサワークリームパウダーを加えたほか、クリームシチューの定番であるジャガイモ・ニンジンをあえて使用しないことで、調理時間の短縮もねらいました。

 シチューはごはんのおかずになるのか……という問いに、「ごはんにかけて完成させる」という解答を導き出したハウス食品。シチューオンライスは、2017年のトレンドになるのでしょうか。要注目です。


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