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USBメモリー内の写真や動画、音楽を再生可能

PCなくても使えるプレーヤー機能が超便利な11.6型モバイルディスプレー

2017年08月29日 17時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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「DN-915070」

上海問屋で販売中の「DN-915070」は、重さ約887gで、観やすさと持ち歩きやすさを両立した11.6型のモバイルディスプレーだ。miniHDMI入力を2つ備えるほか、プレーヤー機能も内蔵するという、ちょっと変わった製品だ。今回は機能面を中心にこの製品をチェックしていこう。

本体の設定や操作はすべてリモコンから
単体で使えるプレーヤー機能を搭載

 HDCPに対応したHDMI入力は2つあるものの、切り替えボタンどころか1つもボタンが本体にない。そのため、操作にはリモコンが必須となる。入力の切り替えは、リモコンの「INPUT」ボタンを押し、「HDMI 1」「HDMI 2」「メディア」の3つから選択するという方式だ。なお、入力を含め設定などはすべて直前の状態が保存されている。そのため、毎回同じHDMI入力を使って接続する分には、切り替えや再設定の必要はない。

ボタン数が少なくシンプルなリモコン。入力を切り替えるには、電源ボタンの下にある「INPUT」ボタンを押してメニューを表示し、上下で選択、OKボタンで決定する
選択できる入力は「HDMI 1」「HDMI 2」「メディア」の3種類。「メディア」は入力切り替えというより、プレーヤー機能の呼び出しという方が正しそうだ

 このメニューで気になるのが「メディア」という項目。実は、これを選ぶと写真や音楽、動画、テキストファイルなどを単体で再生できるのだ。といっても本体にメモリーが搭載されているわけではなく、付属のMicroUSB変換ケーブルを使い、USBメモリーなどのストレージを接続する必要がある。なお、この接続は電源をオフにしてからすること。オンのまま接続しても、メディアとして認識されないからだ。

USBメモリーをマイクロUSBに挿すための変換ケーブルが付属。これを使えば、USBメモリー内のファイルが再生可能になる

 プレーヤー画面は、「フォト」「ミュージック」「ムービー」「テキスト」の4つが表示されるだけというシンプルなもの。例えば「フォト」を選ぶとUSBメモリーに保存されたファイルのうち写真や画像だけが一覧表示されるので、表示したいファイルを選んで「OK」ボタンを押せば再生可能だ。この再生はスライドショー形式となるので、そのまま放っておけば同じフォルダーにある画像を次々と表示してくれる。

 また、ファイル選択時にカーソルを合わせたまま少し待つと、小さな画面でプレビュー再生してくれる。ファイルの中身を確認したいときはこの機能を活用したい。

カーソルを合わせるだけで小さく表示してくれるプレビュー機能。フォトだけでなく、ムービーなどでもこのプレビュー機能は利用できる

 「ムービー」で再生できるファイルは、MPEGやAVI、MP4、MKVなど。ただし、試した範囲では再生できないMKVやMP4もあったので、すべてのファイルが再生できるわけではなさそうだ。しかし万能とはいえないものの、パソコンを使わずにメディアが再生できるというのはうれしいところ。

 スマートフォンの画面では小さくて動画を楽しみにくいが、11.6型なら、ソファーで横になっての視聴や、寝る前にベッドサイドで再生するといった用途で活躍してくれるだろう。USBメモリーを差し替えれば、すぐに別のファイルを再生できるという手軽さも魅力だ。

 なお、内蔵のスピーカーはステレオとはいえ音質は最低限。高音や低音が弱いため、音質を重視するなら外付けスピーカーかヘッドホンを用意したい。

拡大表示かドットバイドットなのか、そこが問題だ

 フルHDの場合は画面いっぱいに表示されるが、フルHD以外の低解像度を表示した場合はどうなるだろうか。例えばドットバイドット表示となる場合は、中央に小さく表示されてしまうし、また拡大表示となる場合は縦長や横長に歪んでしまったり、画面端が切れてしまうという心配がある。

 DN-915070の表示は基本的に拡大のみで、ドットバイドット表示はできない。しかし、この拡大方法がものすごく細かく選択できるのがおもしろい。選べる設定は、なんと8種類。正直、違いがよくわからない項目も多いので、すべてを使いこなすのは難しいが、パソコンで色々と解像度を変えても、アスペクト比を崩さずに画面いっぱいに引き伸ばしてくれるのが「スキャン」と「PointToPoint」の2つだった。普通に使うときはこのモードのどちらかを選んでおけばよさそうだ。

画像設定の「ズーム」から、拡大方法を選択可能。拡大方法によって表示の仕方が変わるので、最適なものを選びたい

 例えこの2つのモードで表示がうまくいかなくても、4:3や16:9など画面比率を固定した方法も選べるので、多くの機器で満足いく拡大表示ができるだろう。

単体で使えるプレーヤー機能で活躍の場が広がる

 対応フォーマットなどで少しクセのあるプレーヤー機能だが、パソコンを使わずに各種メディアファイルを再生できるのはおもしろい。デモや商品解説といった動画の再生、フォトフレームなど、意外なシーンで活躍の場が広がってくれそうだ。

試用機の主なスペック
機種名 DN-915070
ディスプレーサイズ 11.6型
ディスプレータイプ IPS方式、ノングレア
解像度 1920×1080ドット
アスペクト比 16:9
コントラスト比 800:1
表示色 1677万色
視野角(上下/左右) 187度/187度
輝度 300cd/m2
応答速度 14/11ms
インターフェース miniHDMI端子×2、microUSB端子、ヘッドフォン出力端子
対応動画フォーマット MKV、MP4、AVI、MPG
対応動画コーデック H.264
電源 USBバスパワー
サイズ およそ幅177.5×奥行281×高さ13mm/約586g
価格 2万4999円

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