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柔軟なカスタマイズが可能となったダッシュボードなど機能を強化

オープンソースの統合監視ソフト「Zabbix 3.4」リリース

2017年08月25日 14時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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Zabbix 3.4ダッシュボード

 Zabbix Japanは8月22日、リアルタイム監視オープンソースソフトウェア「Zabbix 3.4」をリリースした。

 Zabbixは膨大な数のサーバーや仮想マシン、ネットワーク機器やアプリケーションからのメトリックスを収集してリアルタイム監視するオープンソースな監視ソリューション。軽快なエージェントによる監視や自動監視設定、スクリプトなどを利用した拡張など利用しやすいなどの特徴を持つ。

 新バージョンでは、プロキシ経由のリモートコマンドの実行や、複数のデータを一括取得して処理、監視データの値をカスタマイズして保存する機能が追加。さらに、ダッシュボードのカスタマイズがより柔軟になり、障害やグラフ、マップやトリガーといったイベントはユーザーが任意に設定したウィジェットで構成でき、管理や監視に使いやすい。

 同社ウェブサイトでダウンロード提供中で、GPL(General Public License)の下で商用/非商用にかかわらず無料で利用できる。

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