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ゲーミングPCなのにALIENWAREじゃないNew Inspironゲーミングデスクトップをチェック

10万円台でPCゲーム初心者も安心の拡張性のデルゲーミングデスクトップ

2017年08月20日 17時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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New Inspironゲーミングデスクトップ

 デルからゲーマー向けのミドルタワー型デスクトップ「New Inspironゲーミングデスクトップ」が登場した。コンシューマ向けの「Inspiron」ブランドの新シリーズで、最小構成時は10万円台とリーズナブルな価格でありながら、AMD RyzenプロセッサーやVR対応グラフィックスの搭載により、高性能を実現しているのが特徴だ。今回、その実機を試せたので、外観や拡張性、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

ゲーミングPCらしいクールなデザインを採用

 デルのゲーミングパソコンブランドといえば「ALIENWARE」がまず思い浮かぶが、気軽にゲームをはじめたい人にとっては本格派すぎて少々ハードルが高い印象があった。そんなところに登場したのが今回のNew Inspironゲーミングデスクトップだ。製品名に「Inspiron」と入っていることからもわかるように、コストパフォーマンスの良さで人気の「Inspiron」ブランドの新パソコンだ。

 ラインアップは、搭載するCPUなどの違いにより「スタンダード」「プレミアム」「プラチナ」「スプレマシー」の4モデルを用意。

 各モデルは、グラフィックスやストレージなどを、さらに細かく選択できる。今回試したのは、もっともベーシックなスタンダードモデルで、CPUにRyzen 5 1400を、GPUにRadeon RX 570を採用したもの。価格は10万7978円とリーズナブルだが、その性能は高く、VRにも対応する。またファイナルファンタジーXIV推奨機種にもなっている。

 New Inspironゲーミングデスクトップの本体は、エッジが丸みを帯びた直方体で、シルエット自体は一般的なミドルタワー型と大きく変わらない。しかし、筐体を斜めに切り分けて左側をスリット状にしたような独特のデザインになっており、稼働時にスリットを通して内部のブルーLEDの光が透けて見えるのがユニーク。ゲーミングパソコンらしい近未来的なボディだ。

本体前面。斜めにスリットが入っている独特のデザイン

 ちなみに、このスリット部は通気口も兼ねており、面積が広いこともあって冷却効率はかなり高いようだ。通常時だけでなくベンチマークソフト実行時もファンの風切り音は気にならないレベルだった。

本体左側面は、半分以上がスリット状になっている。このスリット部は通気口も兼ねている
本体右側面はごく普通のPCケースと変わらない見た目になっている

 New Inspironゲーミングデスクトップのインターフェースは、本体前面にヘッドセット/マイクコンボジャック、USB Type-C(USB 3.1 Gen 1)端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、メディアカードリーダーを搭載する。本体背面は、PS/2×2、USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×2、有線LAN端子、オーディオ入力/出力×5を配置している。

本体前面には、ヘッドセット/マイクコンボジャック、USB Type-C(USB 3.1 Gen 1)端子、USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、メディアカードリーダー、光学ドライブが搭載されている
本体背面には、PS/2×2、USB 3.0端子×4、USB 2.0端子×2、有線LAN端子、オーディオ入力/出力×5、HDMI端子、DisplayPort端子×3が搭載されている

 映像出力端子は、搭載するGPUの違いによって異なるが、今回試したモデルの場合はHDMI端子×1、DisplayPort×3だった。

拡張性とメンテナンス性の高さが魅力的

本体左側面のパネルを外したところ

 New Inspironゲーミングデスクトップの左側面のパネルは、2本のネジでシャーシに固定されている。ネジを外してパネルを後方にスライドさせれば、簡単に取り外せる。サイドパネルを外した後で、前面カバーを固定しているネジを外せば、前面カバーも取り外し可能だ。これにより、ストレージやメモリー、光学ドライブなど、内部の主要コンポーネントを比較的簡単に交換・増設できる。

 ちなみに、サイドパネルの金属プレート部分には、2.5インチおよび3.5インチのHDDとスリム光学ドライブの取り外し方がエッチングで描かれており、その手順に従えばスムーズに作業可能だ。

サイドパネルには、HDDなどのパーツの取り外し方が描かれている
前面パネルを外したところ

 本体内部は、ミドルタワーケースを採用しているだけあってスペースに余裕があり、各モジュールの取り付けや取り外しはしやすいほうだ。拡張性もかなり高く、ストレージベイは2.5インチ×1、3.5インチ×2、M.2スロット×2と、合計5基まで拡張できる。

 拡張スロットは、PCI Express x16とPCI Express x1がそれぞれ2基用意されており、電源も標準で460Wを搭載(グラフィックカードは150Wまでサポート)する。グラフィックスのアップグレードがしやすいのは大きな魅力で、メンテやカスタマイズをしながら、できるだけ長く使いたい人にはぴったりの製品といえそうだ。

筐体内部はすっきりしており、パーツの取り付けや取り外しがしやすい

 拡張性の高いボディに高性能を搭載したデルのNew Inspironゲーミングデスクトップ。今回は外観や筐体内部を中心に紹介したが、次回は気になるパフォーマンスをチェックしていく。

試用機の主なスペック
製品名 New Inspironゲーミングデスクトップ(スタンダード)
CPU AMD Ryzen 5 1400 (4C/8T, 10MB キャッシュ, 3.4 GHz Precision ブースト)
グラフィックス AMD Radeon RX 570(4GB GDDR5)
メモリー 8GB
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ Tray Loading デュアル Layer DVD Burner
ディスプレー なし
インターフェイス USB 3.1(Type-C)端子、USB 3.0端子×6、USB 2.0端子×4、有線LAN端子(10/100/1000BASE-T)、ヘッドセット/マイクコンボジャック、オーディオライン入力/出力×5、メディアカードリーダー、HDMI端子、DisplayPort×3
OS Windows 10 Home(64bit)

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