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最新技術でハイクオリティーなVRが無料で体験可能!

この夏限定のVRスポーツ&ホラーがヤバい!急いで体験しよう

2017年08月21日 16時10分更新

文● ジサトラ ハッチ

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 現在、夏休みに合わせて話題のVRを使った体験ができるイベントが数多く開催されている。そんななか、今回絶対オススメしたい2つのコンテンツを紹介したい。

空中のスタジアムで白熱の対戦が行なえるVRスポーツ!

 まずはじめに紹介するのは、テレビ朝日が六本木にある本社周辺で行なっている「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」のイベントブースで体験できるソフトバンク制作の近未来スポーツ「WARP BALL」だ。

テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION
住所:東京都港区六本木6-9-1テレビ朝日本社アトリウム1F
開催時間:10:00~19:00
開催期間:2017年7月15日(土)~8月27日(日)
VRヘッドマウントディスプレー(HMD)は、HTCのVIVEを採用。頭頂部にあたる部分は、自転車のヘルメットのような形状になっており、“スポーツ”のイメージを演出している

 WARP BALLは、渋谷の空に浮かぶスタジアムでグローブとバットを使い、1対1で対戦するVRスポーツゲーム。公式の動画では、グローブを使ってボールを掴むシーンがあったが、今回のイベントではバットだけを使い、ボールを打ち合い、相手の背後にあるゴールにボールを入れて得点を競い合うシンプルなルールとなっていた。感覚的には、立体的な空間で行なうエアホッケーといったところだ。

両手に位置を認識するVive Trackerを取り付けたグローブを装着
使用するバットのグリップ下部にもVive Trackerが取り付けられており、細かな動きもVR空間に反映させていた

 WARP BALLは、円形の囲いの中でプレイする。この円形の囲いは、割と高さと強度があり、体を乗せても倒れ込む心配がなさそうだった。プレイヤーは、両手と腰に位置を検知できる「Vive Tracker」が取り付けられたグローブとベルトをしてから、VIVEを装着。その状態でバットを持ちプレイする。

こちらが、VIVE以外を装着した状態
ハードウェアの装着が終わったら、きちんとVive Trackerがトラッキングされているか、キャリブレーションが行なわれる

 VR体験の冒頭はVR上に描かれた渋谷の街を自由に移動し、至るところに浮いている「ワープボール」をバットで打つ練習ができる。頭を傾けた方向にゆっくりと移動していくが、この際、足元の円形のボードが体重をかけることで傾く。

 VR体験の場合、視界だけが動くと酔いにつながるため、頭を傾けVR上で移動する際、足元が一緒に傾くことで酔いの軽減につながるという。

足元のボードの下にはスプリングがあり、体重をかけると傾く

 ワープボールを打つ練習後、プレイヤーは上空に浮かび上がり、空に浮かぶスタジアムに。高所恐怖症の人には、ちょっと刺激的な体験だ。スタジアムに上がるとゲームスタート。スタジアムには、光の線が走る透明な壁があり、打ったワープボールは壁に跳ね返り、角度を変えながら飛んでいく。

 それを追いかけながら打ち返すというシンプルなルールだが、立体的に跳ねるワープボールの動き、相手の位置などを鑑みながらゴールを狙う奥深さは、とてもおもしろい。

 本作は一見立体的なエアホッケーのような印象だが、光を纏う幻想的なバットでボールを打ち、打った時の音はバットに白球が当たる野球ゲームでよく耳にするような快音と、野球の要素も強い。本作の制作に携わった株式会社アタリの四宮降行氏によると、当初は球場の近くで展示する予定だったため、野球の要素が入っているとのこと。

 また、本格的なトーナメント制の競技イベントを行なう計画があったという。今後の展開については、まだ未定とのことだったが、とても白熱な対戦が行なえておもしろいので、ぜひアミューズメント施設などでの常駐も検討して欲しいものだ。

パートナーの姿が見れる!超怖いVRお化け屋敷

 8月31日までTBSが赤坂サカスにて行なっている夏イベント「デリシャカス2017 GOURMET & FUTURE TV」の会場では、暑い夏にぴったりな恐怖体験が得られるVRお化け屋敷「MAGIC-REALITY: CORRIDOR」(以下、CORRIDOR)を体験。

デリシャカス2017 GOURMET & FUTURE TV
住所:東京都港区赤坂5-3-6(赤坂サカス周辺)
開催時間:11:00~21:00
開催期間:2017年7月15日(土)~8月31日(日)
CORRIDORは、赤坂BLITZ傍で行なわれている「デリシャカス2017」にあるSacas VR Zone内に体験スペースがある

 本作は、緑一色で覆われたプレイスペースで体験。特定の色(この場合緑)だけを透明にして、その他の部分を抜き出して別の映像と合成するクロマキー合成技術により、VR上の映像にプレイヤーの姿を反映する、今までにない映像体験が行なえるのが特徴。

 プレイヤーの動きをVR上に反映させる一般的なVR映像は、外部センサーやトラッカーによりプレイヤーの動きをトラッキングし、シルエットのみでVR上に反映する。しかし、本作ではクロマキー技術により、自分の腕やパートナーの実際の姿が、VR上に表示される。本当にVRで描かれた世界に入り込んだような体験が得られるのが斬新だ。

 本作は、最大2人で同時に体験が可能。体験時は、2人で手をつなぐか、リングを持って一緒に移動する。リングや手は、体験中に離してはならないという。まさに、ザ・カップル仕様といったところだ。

 VRHMDは、HTCのVIVEを採用。体験は、MSIのバックパックPC「VR One」にVIVEを接続して行なう。また、右手にリング、底面にVive Trackerを取り付けたランタンを左手に持つ。体験中、薄暗い場所にたどり着いた際は、ランタンをかざして周囲を明るく照らすことができる。

GeForce GTX 1080を搭載したMSIのバックパックPC「VR One」を背負って体験する
体験中のフル装備。右手にリングまたはパートナーの手をつかみ、左手でランタンを持つ

 VIVEを被るとそこは廃墟となった洋館。かつて起こった悲劇を原因に別次元(奈落)につながった場所とされ、奈落の住人である「亡者」に追われる恐怖体験が待っている。プレイヤーは光る魔法陣の上を歩き、いくつかの扉の先へと進んでいく。どんな恐怖が待っているかは、公式動画を参照して欲しい。

 登場する亡者は、ゾンビ映画さながらの異形で、人ならざる動きでうごめく。突然目の前に現れることもあり、そのたびに悲鳴があがる。どれほど怖いのかは、体験動画の反応で確認して欲しい。怖がりと怖い者知らずが一緒に行動すると、以下の動画のようになる。

映像の中では、クロマキー合成により自分の手が見えている。本当に廃墟の洋館で歩いているような錯覚を覚える
亡者の動きはかなりリアルでおそろしい
ランタンを照らすと壁一面にうごめく虫が飛び立つことも。大量の虫が飛び交うが、映像がカク付くこともなく、高い実在感を覚えた。虫嫌いにはたまらない……

 本作の体験時間は約5分。ゴールまでたどり着くか、時間になると終了。今まで体験した人について聞いたところ、腰を抜かしたり、女性を盾にした男性もいたとのこと。パートナーが窮地にどんな行動を取るのか、確認するのにもいいかもしれない……。相手に惚れ直すか、幻滅するかは貴方次第だ。

 制作を行なったティフォンのCEO、深澤研氏は、古くから東京ディズニーランドで人気を博しているホラーアトラクション「ホーンテッドマンション」が好きで、その影響を受けて本コンテンツの制作に着手したという。

 現状まだ未完成で、ランタンをかざすなどの契機により起こるイベントをもっと増やし、体験時間が10分ほどになる完成版をお台場のダイバーシティに展開するとのことなので、続報に期待しよう。

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