このページの本文へ

ここでしか読めないネタの「連載」「特集」が満載!ASCII倶楽部情報局 第263回

PCの冷却がどれぐらい性能に影響するかを知る!

パソコンは夏に弱い! 正しいPC冷却方法は知ってる?

2017年08月18日 18時00分更新

文● ちゅーやん

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アスキーの会員サービスASCII倶楽部では、会員の方だけが読めるさまざまな連載や特集が毎日更新中。有料の会員サービスですが、現在3日間無料キャンペーンを実施中です! 詳細は記事末尾をご確認ください。

 本日は、ASCII倶楽部で8月5日に公開した「パソコンは夏に弱い! 正しいPC冷却方法は知ってる?」を紹介します。


 連日、30度を軽く超える日々が続く夏。人間もそうだが、PCもまた暑さに弱い。気温が高くなってきてから、長時間の利用でいわゆる「ブルースクリーン」でPCが止まってしまったり、高い負荷をかけると動作が急激にカクつくといった現象(サーマルスロットリング)がおこるのであれば、多くの場合、その原因は冷却性能不足にある。安定して動作させるため、PCをどう冷却すればいいのかを考えてみよう。

 PCでの最重要冷却パーツといえば、CPUクーラーが挙げられるだろう。まずは、このCPUクーラーがどうやってCPUを冷却しているのか、どういったクーラーがよく冷えるのかを簡単におさらいしておこう。

よく冷えるCPUクーラーの条件とは?
1.ヒートシンクの体積が大きいほど温度が上がりにくい

 CPUクーラーはCPUから出る熱をヒートシンクへ移動し、このヒートシンクへファンの風を当てることで熱を逃している。熱の移動を追ってみると、『CPU→ヒートシンク→空気中』といった流れになっているわけだ。この熱がスムーズに移動するほど、CPUクーラーの冷却性能が高くなる。

 では、熱の移動をスムーズにするにはどうすればいいだろうか。基本的に、熱は高いところから低いところへと移動するが、温度差が小さければこの移動は緩やかになり、同じ温度になると移動が全く起こらなくなる。つまり、熱を移動しやすくするには簡単に温度差がなくならないようにすることが大事なわけだ。具体的にいえば、ヒートシンクの体積が小さいとすぐに熱くなってしまい、温度差がなくなってしまうだけに、体積の大きなヒートシンクを採用しているクーラーほど冷却性能が高くなりやすい。

左がロープロファイル向けの小型CPUクーラー『Engine 27』、右がやや大型のサイドフロークーラー『阿修羅』。ファンの回転数などにも左右されるが、基本はヒートシンクが大きい方が冷却性能が高くなりやすい

 もう少しイメージしやすい例として、お湯を沸かす場合を考えてみよう。少量の水ならすぐに沸騰するが、水の量が増えるほど沸騰するまで時間がかかってしまう。ヒートシンクもこれと同じで、体積が小さければすぐに熱くなるし、体積が大きければなかなか熱くならないわけだ。

 もちろん、ヒートシンクの形状や素材によっても性能が変わるので、必ずしも体積が大きければ冷却性能が高いというわけではないのだが、大まかな傾向として、体積の大きい方が有利というのは間違いない。

2.ヒートシンクの形状は表面積が大きいほど有利

 ヒートシンクの体積と同じくらい重要なのが、その形状だ。熱はヒートシンクの表面から逃げていくため、表面積が大きいほどよく冷えるヒートシンクとなる。車やバイクのエンジンに多数のフィンがついているのは単なるデザインではなく、表面積を大きくして冷却性能を高めているわけだ。

 CPUクーラーの場合も同じで、フィンの数を増やして表面積を大きくしているものが多い。ただし、いくら表面積を広げるためとはいえ、複雑な形にしてしまうと熱がこもりやすくなる。結果、ヒートシンクの表面と空気中との温度差が小さくなり、熱が逃げなくなる……なんてことになったら本末転倒だ。

表面積を大きくするため、CPUクーラーの多くはこうしたフィン形状を採用している


 続きは「パソコンは夏に弱い! 正しいPC冷却方法は知ってる?」でお楽しみください。

 なお、こちらの記事の続きを読めるのはASCII倶楽部会員の方限定。いまならASCII倶楽部3日間無料お試しキャンペーンを実施中! 詳細は下記をご覧くださいませ。

 ASCII倶楽部には、今回紹介した記事だけでなく、PCやスマホ、カメラ、テレビ、オーディオなどの会員だけが読める連載が毎日更新されております!

3日間無料トライアルキャンペーン実施中!

 アスキーの会員サービス(月額1080円)「ASCII倶楽部」では、週刊アスキー 電子版の最新号から過去4年ぶん以上のバックナンバーが読み放題となっております。

 加えて、ASCII倶楽部では会員の方だけが読める連載・特集記事やニコ生のアーカイブ、さらにはイベント(!)も楽しめちゃいます。

 そんな月額サービスのASCII倶楽部はただいま3日間無料トライアルキャンペーンを実施中。トライアルキャンペーンでは、ASCII倶楽部のすべてのコンテンツを利用できるので、期間内であれば週アスも読み放題!

会員制読み放題サービス
ASCII倶楽部(アスキークラブ)

■利用料金
月額1000円+税(税込1080円)
※毎月1日~末日までの利用料金として

■支払方法等
●クレジットカード
* VISAカード/MasterCard/アメリカン・エキスプレスカード/JCBカード
●auかんたん決済
●ドコモケータイ払い
●Amazon アカウント
※auかんたん決済、ドコモケータイ払いを選択された方は、3日間無料キャンペーンをご利用いただけません。 ※ご利用になる決済機関によって決済時期及び決済方法が異なります。
それぞれの決済機関が定める利用規約等をご確認ください。

■提供時期
月額利用料金の支払い後、すぐに利用可能。

■推奨環境 <端末・ブラウザ>
【PC】
・OS
Windows 7 以上 , Mac OS X 10.10以上
・ブラウザ
(Windows)Internet Explor 11※Edgeは除く , Google Chrome , Firefox
(Mac)Safari
【スマートフォン】
・OS
iOS 8 以上 , Android 4.x以上
・ブラウザ
(iOS)Safari
(Android)Google Chrome

URL ASCII倶楽部

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー No.1487(2024年4月16日発行)

バックナンバー

  • 週刊アスキー No.1486(2024年4月9日発行)

  • 週刊アスキー No.1485(2024年4月2日発行)

  • 週刊アスキー No.1484(2024年3月26日発行)

  • 週刊アスキー No.1483(2024年3月19日発行)

  • 週刊アスキー No.1482(2024年3月12日発行)

注目ニュース

ASCII倶楽部の最新記事