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プロジェクト10シーズン目に突入! ミクAMGで挑む2017年 第9回

ミクAMG、第5戦は2位フィニッシュでランキングトップに!

2017年08月16日 16時00分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp 撮影●鉄谷康博、加藤智充

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関係者インタビュー

安藝貴範 代表

 ウェイトを70kgも積んでいるわりには速さもあったし、ヨコハマのタイヤが良かったかと思います。スパからの悪い流れも断ち切れたし、現状ではベストリザルトでした。しかし、1位を捉えられそうでもあったので、悔しい2位ではありますね。燃料もかなり攻めたので、後半は我慢しなくてはいけなくなってしまったし。もう少し1位にプレッシャーを与えたかったですね。次戦の鈴鹿は100kg積んで1000km走らないといけないので、上位に食い込むのは厳しいかもしれませんが、そこは1000kmなので最後まで何が起こるかわかりませんから、諦めずに戦います。


片山右京 監督

 途中で止まらなくて本当によかったです……。路面温度が上がらなかったおかげで、ソフトめのタイヤもしっかり機能してくれて、想定してた順位よりも上でゴールできましたしね。ライバル勢も沈んでしまったし、全体を見れば流れがうちにあったレースでしたね。もちろん逆の場合もあるので、気を引き締めないといけませんが。それでもシリーズランキングはトップに立てたのでホッとしています。次の1000kmは苦しい戦いになるでしょうね。


谷口信輝 選手

 予選3位からのスタートでしたが、柔らかめのタイヤを選んでいたので路面温度が気になったんですが、決勝が始まる前には気温も下がってきたので、片岡選手もポジションを譲らずに帰ってくることができました。正直タイヤがどれだけ持つかわからなかったんですが、総周回数の半分くらいは走ってくれたかな。場合によっては、ハードで行くことも覚悟してたので。ピットではタイヤ無交換組には先に行かれてしまいましたが、61号車も31号車もキャッチできて、1位の55号車も見えてきたので絶対捕まえてやる! と燃えていたんですが、途中から55号車のペースも上がり、こちらも燃料が厳しくなってきたので、前は離れていくし後ろも追いついてこないから2位をキープするプランになりました。55号車に追いつきたかったですが、70kgのウェイトハンデを詰んでいて2位でゴールできたのは、期待以上のリザルトだったと思います。シリーズランキングもトップになったし、我々にとっては良い週末になりました。スパでの鬱憤も晴らせました。


片岡龍也 選手

 まずは2位という想定より上の順位でゴールできて満足しています。シリーズランキングもトップに立てましたしね。レース自体も内容が良くて、もっと苦しいレースを想像していたんですけど、70kgを積んで挑んだわりにはストレスが少なかったですね。ただ、次の鈴鹿1000kmは苦しいだろうと思いますけど、こんなに早い段階でシリーズランキングの2位以下に9ポイントというアドバンテージを築けたのは、良いシーズンの折り返しでしたね。

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