このページの本文へ

レースコースは空中! ラジコン感覚で操縦できるドローンイベントお台場で開催

2017年08月06日 16時00分更新

文● アカザー ●写真協力/アラブルカ・京商 編集●南田ゴウ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 7月29~30日に東京・お台場のMEGA WEBトヨタシティショウケースにて、京商から発売中の「ドローンレーサー」を使った初の公式イベント「第1回ドローンレーサーイベント」が開催された。

 ドローンレーサーは昨年11月25日に京商から発売されたレース用ホビードローンで、RCカーと同じようにホイラープロポで操縦できるのが最大の特徴。価格は税込2万8080円。

 超音波センサーや6軸ジャイロが搭載された機体は、プロポのスイッチを入れると地上35cmもしくは60cmを自動でホバリングする。操作はRCカーと同じようにスロットルを引くと前進、押すと後進で、ステアリングホイールを左右に切ることで左右に旋回する。また、ゆっくりとステアリングホイールを切れば、ふつうのドローンのように左右にスライドさせることも可能だ。

世界初のホイラープロポで操縦するドローン。機体重量は航空法の規制対象外の130g

地上スレスレを滑空するドローンイベント!

 今回のイベントは、メインイベントの「ドローンレーサー オフィシャルレース」のほか、体験会の「はじめての体験! LET'S TRY DRONE RACER」と、ドローンスクールの「おまかせ初心やレーシングスクール」の3部構成となっており、機体を持っていない初心者から、レース志向のユーザーまでが楽しめる内容。

レースとスクールへの参加は、ウェブページからの事前登録が必要

 飛び入り参加の初心者でも楽しめるのが、「はじめての体験! LET'S TRY DRONE RACER」。これは、ドローンレーサーの操作方法をスタッフからレクチャーされた後、フライトから着陸までの基本動作を無料で体験できるもの。たまたまこの日メガウェブを訪れ、このイベントでドローンレーサーを知った親子連れなども、笑顔でドロ-ンレーサーを楽しんでいた。

スタッフがマンツーマンでレクチャーしてくれるので、体験時間15分ほどでもほとんどの参加者がドローンレーサーの操作をマスターしていた

 事前登録制(参加費500円)の「おまかせ初心やレーシングスクール」は、ドローンレーサーでの模擬レース体験を前提としたスクール。30分ほどのプログラムでは、レースイベントが開催されるオーバルコースを使って、フリー飛行と2人ずつでの3周レースなどが行なわれた。

自前の機体を持ち込んで親子で参加する方も多く、プログラム終了後には参加者に終了証書が贈られた

イベントの目玉は やはりドロ-ンのガチンコレース!

 イベント目玉である「第1回ドローンレーサーオフィシャルレース」(参加費500円)の参加者は30名。2分間の練習飛行のあと、2分間の予選が行なわれ決勝レースの組み合わせが決定。

レースは半時計回りのオーバルコースで行なわれた

 決勝レースは参加選手を予選結果の奇数と偶数でAブロックとBブロックに分け、それぞれの下位4名が2分間の周回レースを行ない、1/32ファイナルから1/4ファイナルまで、トップの選手1名が勝ち上がっていく仕組み。

RCカーレースのように操縦台に立って目視で操縦するが、RCカーより高い位置を飛ぶため、低い位置からでは機体との距離感が少々掴みづらいことも

 そして、最後は1/2ファイナルレースの上位2名、ABブロックを合わせた計4名がグランドファイナルに駒を進めた。

 見事に決勝レースを制したのは、京商のRCカーレースでは表彰台常連の小泉 学氏。ドローンレーサーを使った、地元RCサーキット主催のローカルレースの出場経験があるとのこと。

優勝した小泉氏(中央)は、スティックプロポで操作する本格的なドローンは持っていないとのこと

 優勝の秘訣を小泉氏に聞いたところ「勝因は慎重に慎重に飛んだコトです。あと、RCカーのミニッツでドリフトをして遊んでいるのが役立ったように思います」とのこと。

流れるように旋回してゆくドローンレーサーのコーナリングは、確かに車のドリフトに似ている

 小泉氏の使用機体は、PCやスマホで変更可能なセッティングデータのみの変更。機体自体にはオプションパーツやローターの角度変更などは施していない、まったくのノーマル仕様とのこと。ただ、前のプロペラのみ白色に交換して機体の視認性をあげたとのこと。

ボディーは「クリアボディセット G-ZERO」をオリジナルペイントを施したものを使用

ただのレースだけではなく
来場者全員が楽しめるイベントをつくりたい

 会場にはドローンレーサー「G-ZERO」と「ZEPHYR」のボディーデザインを担当した、イラストレーターのアラブルカ氏がつくったインディカーを彷彿させるオリジナルボディーや、今後発売予定のオプションパーツ「FVPユニット」の展示。親子で楽しめるドローンレーサーの紙ヒコーキ体験教室なども行なわれ、そこかしこで来場者が足を止めて見入ったり、スタッフに質問したりする姿が見られた。

発売中のクリアボディーを使用して製作されたオリジナルボディー機体に積んだ小型カメラの映像を、送信機で確認しながらの操縦も可能なオプションパーツも今後発売予定
子どもに大人気の紙ヒコーキ教室(無料)も開催

 京商の鈴木 明久社長は「ドローンをはじめて目にしたとき、コレは未来の車だと感じた。勝ち負けだけのラジコンレースとはまた違った、参加者全員が楽しめるようなイベントにしていきたい」と語ったように、今回のレースイベントでは順位争いだけではなく、着陸の正確さを競う要素を入れたりと、従来のラジコンレースとはひと味違ったイベントに育てたいという方向性が感じられるものだった。

「より多くの参加者が楽しめるイベントにしたい」と語る、京商の鈴木 明久社長
レース後には着地を競うミニゲームが。いちばんはやく着陸ポイントに着陸できた機体はゴールタイム短縮のボーナス!RCカーと従来のドローンとドローンレーサーが三つ巴の異種格闘技的なデモレースも開催

 次回、第2回のドローンレーサーイベントは、10月7~8日に兵庫県姫路市の「イオンモール姫路リバーシティー」で開催予定。ドローンレーサーを持っていなくても楽しめるイベントなので、ぜひ近くのお住まいの方は足を運んで、この“未来のRCレース”をその目で見て体験してみてほしい。

【製品】DRONE RACER
【メーカー】京商 【価格】2万6000円(税抜)


カテゴリートップへ

東京ゲームショウ2017大特集!

  • 東京ゲームショウ2017レポート

  • 週刊アスキーTGS特別版を公開中!

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jpメール アキバマガジン

電玉バナー(300x100)

ピックアップ

デル株式会社

ASCII.jp RSS2.0 配信中