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魅惑のXperia周辺機器 第65回

液晶側にフタがない本革製ケースがとっても便利:Xperia周辺機器

2017年08月06日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 Xperiaのメインストリームとも言える、5.2型の「Xperia XZ」と「Xperia XZs」を、より便利に活用できる背面フリップタイプのケースをご紹介いたします。

 スマホケースメーカーのDeffとトーモのスマホアクセサリーブランド「RAKUNI」のコラボで生まれた、「RAKUNI Leather Case with Strap for Xperia XZ、Xperia XZs」です。

 手帳のフタにカードを収納できる機能がついた便利なXperia用ケースはありますが、フタの開閉がめんどうな場合もあります。この「RAKUNI Leather Case」は、背面側にカードポケットが付いているのが特徴です。

 装着はとてもカンタンで、ケースの内側にあるフレームにはめ込むだけ。当たりも柔らかくて端末に傷が付いてしまうこともなく、もちろんしっかりとはめ込まれているので不意に外れることはなさそうです。

 ケースの外形寸法は、約15×7.5×1.8cmで重量は53g。縦横のサイズは端末のみの状態とは大きく変わりませんが、手帳が仕込まれているぶん、背面は少し膨らんでいます。もちろん、ケースに装着した状態でも電源ボタンやカメラボタン、音量ボタンなどは操作可能。ヘッドフォン端子やUSB Type-C端子にもアクセスできます。

 ディスプレー部が解放されたスタイルながらカド部分はしっかりガードされているので、不意にぶつけて傷が付いてしまうこともほぼ回避できそうです。

 「Xperia XZs」「Xperia XZ」のフォルムに沿ったデザインかつ本牛革を採用していることもあり、なかなか高級感があります。本体のデザインが樹脂タイプのケースで台無し、なんてこともありません。

 本牛革なので、使っているうちに当然ながらキズや風合いが変化していくと思われますが、それが革の持ち味なのでエイジングが進むと愛着が増すかもしれません。ただし、さすがに革素材は水には弱いので、端末の防水機能をフル活用しないように注意しましょう。

 オマケに、金属リングに付属のケースの生地と同じタイプのハンドストラップを装着できるので、見た目にもコーティネートできとてもありがたかったりします。一般的なストラップよりもループが大きく、手首を通したままでも操作しやすいのが利点。万が一のスマホ落下を防止してくれます。

 背面側は完全に覆われているので背面にNFCのあるXperiaだと困ってしまいそうですが、「Xperia XZs /XZ」は幸いなことに(?)液晶上部にあるので、正面にフリップがないスタイルとの相性も良さそうです。

 そして最大の特徴と言えるのが、背面にあるカードホルダー。カードホルダーを開くと背面側に2つのポケットと、開いた側にひとつポケットがあります。ここにはいつもよく使うカード類を入れることもできれば、紙幣や名刺なども入れることもできます。

 XperiaにはNFCやおサイフケータイ機能が備わっているとはいえ、時には非接触型のカードを使うこともまだまだあるので、ここに収納しておけばカード入れを別に持つ必要もなし。コレひとつで済ませることができます。

 背面のカードホルダーはそこそこ厚みがある革ということもあり、そのまま開いて立てかけるとXperiaがヨコ置き状態のスタンドとしても使えます。机に置いて写真や動画を観たい場合にスタンドとして使えると、これはこれで重宝します。

 背面側にはカメラの穴が開いており、Xperiaを入れたまま静止画や動画の撮影も可能です。Xperia XZsはカメラ周りが少し出っ張っていますが、出っ張りも想定されて作られているので問題なくはめ込めます。

 液晶側を覆うフリップタイプだと、どうしても写真を撮る際にフタがプラプラして邪魔なので、こういう場合には表面に何もないケースのほうがラクです。ちなみに、リングにストラップを付けずに指をひっかけたら撮りやすいかもと試してみましたが、さすがに成人男性の大きな指だとキツイので、ふつうにホールドしたほうが良さそう。

 カラーバリエーションはストーン、ブリックオレンジ、チョークブルーという3色。革テイストでできていることもあり安っぽさはなく、端末カラーにひっぱられずに見た目の好みでケースを選んでも違和感がありません。

 しかも、ホルダーによく使うカード類を入れておくと本当の意味でおサイフいらずで、Xperiaの使い勝手を阻害しない扱いやすさがうまい具合に同居しており、使い慣れてしまうと他のケースが使えなくなりそうです。

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