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AirPodsにない性能備える7000円台のイヤフォン「Q29」が入門機として最適

2017年08月10日 17時00分更新

文● ラッキー橋本/ASCII

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完全独立型ワイヤレスイヤフォンで変わる音楽体験

 完全独立型ワイヤレスイヤフォン最大の強みといえば「ケーブルレス」ということ。筆者は現在AirPodsを使用しているのですが、絡まったケーブルをいちいちほどくことも、ケーブルが引っかかってイヤフォンが耳から外れることもなくなりました。

 また、耳に装着すれば瞬時にスマホと接続するので、音楽を聴くまでのステップが大幅に減少します。有線から無線になるだけで、音楽体験が大きく変わったのです。

 今回紹介したいのは、台湾のオーディオメーカーQCYから発売されている「Q29」。7000円台と完全独立型ワイヤレスイヤフォンの中では低価格の製品ですが、価格以上の性能を備えたコスパがいいイヤフォンです。

イヤフォンよりも充電ケースの紛失に注意

 先ほど「ケーブルが絡まる」「引っかかって耳から外れる」など有線イヤフォンのデメリットの例をあげましたが、ワイヤレスイヤフォンはどうでしょうか。

 まずワイヤレスイヤフォンは充電が必須で、切れてしまえば音楽は楽しめません。Q29には専用のケースが付属しており、イヤフォンをケースに収納することでバッテリーをチャーシできる仕組みです。

 ケースのバッテリー容量は250mAhで、イヤフォンの容量は各45mAh。左右のイヤフォンを2回フル充電できます。イヤフォンの連続通話時間は2〜3時間なので、ケース・イヤフォンともにフル充電の場合は最大6〜9時間使用可能です。

 またイヤフォンを収納した状態でケースを充電すると、どちらのバッテリーにも給電されるので、同時に電池が切れてしまった場合でもケースの充電を待たずにイヤフォンが使えるようになります。

 完全独立型ワイヤレスイヤフォンは「イヤフォン本体を耳から落としてなくしそう」という声もありますが、もっと注意したいのがケースの置き忘れや紛失です。

 Q29のように専用ケースでしか充電できない場合、ケースをなくすと使い物にならなくなるので気をつけないといけません。

1度ペアリングすれば次回からはすぐに接続できる

 Q29はプライマリーがRになっており、Rをケースから取り出すと自動的に電源がオンになってペアリングされます。

 接続したい端末のBluetooth設定から「QCY-29_R」を選択すると、Rのペアリングが完了。次にLをケースから取り出してRに近づけるとLが同期します。これで両耳から同時に音が流れるようになります。

 また1度接続したことがあるデバイスには、次回からRをケースから取り出すだけで接続可能です。ペアリング方法のマニュアルも付属しているので、迷うことなく接続できます。

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