このページの本文へ

プロジェクト10シーズン目に突入! ミクAMGで挑む2017年 第8回

スパ24時間に挑むミクAMG、予選でクラッシュも奇蹟の復活!

2017年07月29日 00時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII.jp編集部 写真●グッドスマイルレーシング

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

初音ミクGTプロジェクト10シーズン記念
スパ24時間耐久レースはいきなり世界の洗礼を受ける

 SUPER GT参戦10シーズンを迎えるGOODSMILERACING。10シーズン記念として今日28日からベルギーで開催されている「スパ・フランコルシャン24時間耐久レース」に参戦中なのだが(関連記事)、予選は小林可夢偉選手がアタック中にクラッシュという残念な結果に終わってしまった。

 日本時間27日の18時50分から始まった練習走行ではベストタイム「2:24.329」でトップと3.9秒差の53位(全63台中)、次の予備予選では「 2:22.032」でトップと2.5秒差の51位、通常の予選では「2:20.026」でトップと1.4秒差の43位と、徐々に順位を上げつつあったのだが……。小林可夢偉選手が予選アタック中、スパ・フランコルシャンの名物高速コーナー「オー・ルージュ」でコントロールを失って単独スピン。そのままコースアウトして、リアからウォールに突っ込んでしまったのだ。

 このクラッシュでミクAMGは大きなダメージを負ってしまい、夜間予選を走れず決勝レースは絶望的に。しかし、AMGの協力によりすぐに新車がサーキットに納車された。さらにオーガナイザーであるSROの配慮で、普段なら認められないエンジン・シャシーの交換を許可してもらい、嘆願書も提出しつつ、決勝レースに間に合うことに。さらに、日本では個人スポンサー「SPA緊急支援! オー・ルージュをやっつけろコース」がすぐにオープン、一時はサーバーがダウンするほど多くのファンが支援した。

※一部事実と異なる表現がありました。訂正してお詫びいたします。

 トラブル発生→ファンが後押し→奇蹟の復活、という流れはGOODSMILE RACING参戦当初を思い出すファンも多いだろう(嘆願書含め)。GT300クラスで2回もチャンピオンに輝き、最近は強豪チームと言われるが、根本にあるものは何もかわっていない「ファンとともに走るレーシングチム」なのである。

 なお、「SPA緊急支援! オー・ルージュをやっつけろコース」は8月10日12時まで受付ける。世界に挑戦するミクAMGを応援したい人は、ぜひ一口スポンサードしてみてはいかがだろうか→こちら

 29日から24時間レースが幕を開ける。30日のワンダーフェスティバルのグッドスマイルレーシングコーナーでもスパ・フランコルシャン24時間耐久レースのライブビューイングを行なうので、同イベントに行く人は足を止めて応援してほしい。

SPA名物、街中のパレードラン。GTカーが自走してイベント会場までいく

どこへ行っても目立つミクAMG。すぐに大勢に囲まれて記念撮影大会に

メルセデスを使うチームの記念撮影。名門チームに混じってGOODSMILE RACINGは最前のセンターをゲット

なんと現地のコスプレイヤーさんが応援に駆けつけてくれた! しかも、レーシングミク2016と2017バージョン!

  2017年「Total 24Hours of SPA」 参戦体制
チーム名 GOODSMILE RACING & TeamUKYO
エントラント代表 安藝貴範
(株式会社グッドスマイルカンパニー 代表)
監督 片山右京
ドライバー 谷口信輝
片岡龍也
小林可夢偉
(グッドスマイル・サポーテッド・ドライバー)
メンテナンス RAM RACING
チームマネージャー 竹沢友美、高橋祥哲
ゼッケン 00
参戦車両 Mercedes-AMG GT3
タイヤ Pirelli

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ