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ヤマハの「ビーノ」20周年記念モデルのシートに採用

皮革や合皮にも対応、色鮮やかで耐久性・柔軟性があるインクジェット技術「UVIQUE」

2017年07月25日 14時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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インクジェット技術「UVIQUE(ユビ―ク)」

 富士フイルムは7月25日、皮革や合皮素材に耐久性の高い印刷が可能なインクジェット技術「UVIQUE(ユビ―ク)」を開発したと発表した。ヤマハの原付きスクーターの20周年記念モデルに導入される。

 光硬化性ポリマーを配合した特殊なインクを新たに開発、印刷対象に合わせてインクを噴射して強いインク膜を形成する。インク膜が薄いため印刷対象の質感を損なわず、高い柔軟性とともに、従来のUVインクに比べて約5倍の耐久性を持つという。

「ビーノXC50D 20th Anniversary Edition」

 柔軟な皮革や合皮、フィルム樹脂成形品などさまざまな製品に適しており、靴や鞄といった商品を鮮やかな柄で飾ることができる。技術導入の第1弾として、ヤマハ発動機の原付一種スクーター「ビーノXC50D」20周年記念モデルのシートとして採用。ビーノXC50D 20th Anniversary Editionは9月に発売される。

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