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日本人はSNS依存!? 休暇中もネットがやめられない!

2017年07月28日 09時00分更新

文● せきゅラボ

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 世間は、もうすぐ夏休み。旅行や帰省ではゆっくり休みたいものだが、せっかくの観光地でも、SNSを見たりネットサーフィンをしたりと、気がつけばいつもと変わらないという人もいるだろう。また、仕事のメールをチェックしたり、ネット環境のある場所で作業したりで、あまり休暇になっていない……というケースもあるかもしれない。

 マカフィーは、休暇中のユーザーの行動や考え方、個人情報に関するセキュリティーを理解するための調査「Digital Detox: Unwind, Relax and Unplug」の結果を発表した(詳しくはこちら)。この調査では、休暇中もなんだかんだでオンラインになってしまう、現代人の生活パターンが浮き彫りになっている。

 たとえば、SNSに限れば、アクセス衝動を1日以上抑えられなかった割合は調査平均で41%。特に日本は56%で調査国中最高だった。休暇中でも、人々は家族や友人とネットを介して繋がりたいようだ。その中でも、日本人は特にSNSに対する依存心が強いといえるかもしれない。

 また、旅行に持っていきたくないもの第1位は「ノートPC」。旅行中は仕事をしたくないというわけだが、仕事や個人的な電子メールの確認を1日以上我慢できなかった回答者は、調査平均で43%。中でも日本の数値は67%と高い。日本人はSNSだけではなく、旅行先でも仕事が気になってしまうらしい。

 一方で、セキュリティー面での調査も興味深い結果が出ている。Wi-Fiのセキュリティーについて、平均35%/日本の49%は、「保護されていないWi-Fiの使用はセキュリティーよりも接続の必要性で判断する」と回答している。もちろん、決して好ましい傾向ではない。

 気分は開放的になっても、セキュリティーを開放的にするのはいただけない。旅行中はインターネット接続の安全性を確保し、公共Wi-Fiや保護されていないWi-Fiの使用は避けること。どうしても接続しなければならない場合は、Virtual Private Network(VPN)を使用したほうがよいだろう。

 もちろん、デバイスのOSやアプリケーションの更新や、セキュリティーソフトのインストールなども欠かさないようにしたい。気が緩みがちな夏休みも、悪意を持った攻撃には休みがないのだ。

 楽しい夏の休暇が、悪意ある攻撃に台無しにされてはたまらない。セキュリティーの意識を高めるためにも、マカフィーの調査結果をぜひチェックしてほしい。「日本人って、休暇中もこんなにオンラインなんだって」という話題としても面白い内容になっている。

マカフィー調査 休暇中は安全性より利便性を優先

 米マカフィーは、休暇中のユーザーの行動や考え方、個人情報に関するセキュリティーを詳しく理解するための調査「Digital Detox: Unwind, Relax and Unplug(デジタル デトックス: オフラインでリラックスしよう)」の結果を発表した。

「家族や友人とつながるため」止まらないネット依存
 日常的にインターネットを使っている18~55歳のユーザー9513人を対象に、日本を含む7ヵ国(オーストラリア、フランス、ドイツ、イギリス、米国、インド、日本)でオンラインアンケートを実施。その結果、休暇中もオンラインでいる予定という回答は調査平均で40%だった。

 しかし実際には、休暇の一部または全部がオフラインの方が旅行の満足度が高い。日本では、実際に休暇の全部または一部をオフラインで過ごした割合は調査国中最低の15%で、そもそも休暇をオフラインで過ごす予定だった割合も調査国中最低の21%だった。

 大多数のユーザーは休暇中をオフラインで過ごすことのメリットを実感しつつも、常にインターネットにつながっていたいと望んでいる。特に、日本では回答者の71%が、旅先でも1日に1時間以上、電子メールの確認、メッセージ送信、SNSへの投稿などのためにインターネット接続デバイスを使用。調査平均の50%を大きく上回り、60%で2位となったインドを10%以上も離す結果になった。

 SNSに限れば、アクセス衝動を1日以上抑えられなかった割合は調査平均で41%、日本は56%で調査国中最高だった。同社は日本が他国と比べて、インターネットやSNSが日常生活に深く浸透している点を指摘している。

 これらユーザーがオフラインにならない最大の理由は「家族や友人とつながるため」で、調査平均62%。日本では58%にのぼる。休暇中はオフラインでも問題ないという回答率が最も高かったのは20代のユーザーだが、その逆のインターネットにつながっていないと最も不安を感じるのもこの年代だ。

旅行に持っていきたくないもの第一位「ノートPC」
 仕事のためにインターネットに接続していると答えた回答者は、調査平均で16%。対して仕事で必要なければ休暇中はオフラインでいたいという回答は、調査平均で53%、日本で43%。年代別では、20代と30代のユーザーの59%が回答。40代では49%と、ほぼ半数だった。なお日本の数値はドイツと並んで調査国中最低の割合だ。

 仕事や個人的な電子メールの確認を1日以上我慢できなかった回答者は調査平均で43%、中でも日本の数値は67%で、調査国中最高だった。休暇中常に電子メールを確認していたとする回答は調査平均で23%、日本も同じく23%。

 これに対して旅先などに持参したくないデバイスは調査平均76%、日本は最高値の85%で「ノートPC」が第1位。一方でスマホを持参したくないと答えた回答者は、調査国全体で26%に留まる。日本はこの割合がさらに低い17%という結果だった。

公共Wi-Fiは「安全より便利」
 主に公共Wi-Fiを使ってインターネットに接続していると回答したのは調査平均で35%、日本では最高割合の46%。にも関わらず、Wi-Fiの安全性を確認する方法を知っているという回答は、日本では調査平均を下回る46%(調査平均は54%)。実際にWi-Fiの安全性を確認しているユーザーは平均で46%、日本は調査国中で最下位の33%だった。

 また、平均19%/日本の18%は、Wi-Fiのセキュリティーについて特に考慮せず、平均35%/日本の49%は、保護されていないWi-Fiの使用はセキュリティーよりもインターネット接続の必要性で判断すると回答している。平均14%/日本の10%は、個人情報やデータは自宅や勤務先よりも旅先の方が安全であるとの驚くべき調査結果も出た。

旅先はセキュリティーに注意を
 これらの調査結果を受けて、同社チーフコンシューマーセキュリティエヴァンジェリストのギャリー・デイビス(Gary Davis)氏は「デバイスは私たちの生活の一部として、ますます多くの場面で利用されていますが、休暇中にデバイスを使用する際には注意が必要です。基本的なセキュリティ対策を取り、不要なリスクを避けることができれば、個人情報を保護し、安心してインターネットに接続して、旅行をもっと楽しむことができます」とコメント。

 同社では“個人情報を守りデバイスの安全性を向上させるためのヒント”として、公共Wi-Fiの使用を控えることや、VPNサービスによる回線の保護、セキュリティー体制の更新といったアドバイスを出している。また、旅先でデバイスを紛失した際に、位置情報サービスで情報の保護や端末の回収が見込めるとしている。

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