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VRスペシャリストハッチの最新施設潜入報告 第5回

エヴァやマリカーなどプレイ前に迷う「VR ZONE SHINJUKU」の全容をガチレビュー

2017年07月26日 15時15分更新

文● ジサトラ ハッチ

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アニメ好き必見!原作世界に入り込んだ体験がヤバい

 BLUE TicketでプレイできるVRアクティビティは、エヴァンゲリオンやドラゴンボール、ガンダムと人気IPばかり。どれをプレイするか、とても悩みどころだ。高精細でリアリティーな3Dモデリング、細部まで忠実に描かれた世界観は、VRで見ることで高い没入感を得られる。かつてない体験を肌で感じられる点は、とても魅力的だ。

エヴァンゲリオンVR The魂の座

「エヴァンゲリオンVR The魂の座」の筐体では、足を伸ばし、実際にエントリープラグに搭乗しているような姿勢で、リアルなエヴァの操縦体験が得られる。攻撃を受けたりすると、シートが揺れるので、臨場感はかなりのモノだ

「エヴァンゲリオンVR The魂の座」は、劇場版のエヴァンゲリオン(以下、エヴァ)の世界をベースに、正規パイロット不在の中、プレイヤーは臨時パイロットとしてエヴァに搭乗し、第10使徒と戦う。最大同時プレイ人数は3人。プレイヤーはエヴァンゲリオン初号機、零号機、弐号機にそれぞれ乗り込むことに。エヴァに搭乗するとエントリープラグ内がL.C.Lに満たされていく。その光景を見るだけでも、ファンとしてはたまらない。

 通信回線が開くと、左右にウィンドウが表われ、葛城ミサト以下、正規パイロット以外のおなじみのキャラクターが登場。リアルに再現された発信シークエンスでは、横を見るとほかのプレイヤーが登場したエヴァの姿がっ! これはヤバい。

細かく描かれたNERV基地は、エヴァに搭乗した状態で見ると、アニメとは違った感動がある。横を見ると、友達が登場したエヴァの姿がっ! これは熱くなるなって方が無理な相談だ

 使徒の行動は、自分の方向を向いて光線を放ってきたり、複数の光線を放ってきたりと、何パターンかあるので、その行動を把握して攻撃を躱しながらダメージを与えていく。武器は弾切れがあり、弾が切れたらNERVのマークのある建物に近づき武器の交換を行なう。ボイスチャットが行なえるので、友人の焦った声や、興奮した叫び声などが耳に聞こえる。プレイし終わったあとは、感想戦で盛り上がること間違いなしだ。

巨大な使徒の姿は、とても実在感があり、原作ファンなら興奮すること間違いなし。攻撃を受けた際のエフェクトなどは、原作に忠実だが、エントリープラグ越しで見るその光景はかなりのもの。シートも揺れ、リアリティー抜群なので、ぜひ体験してもらいたい

ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波

「ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波」は、ドラゴンボールの世界に入り込み、悟空、ベジータ、ピッコロ、クリリンの4人の中から師匠を選び、修行をつけてもらった後、最大4人のプレイヤー同士で対戦ができるというVRアクティビティ。4人の師匠の中でもベジータは、プレイヤーを罵倒することがあるという。ベジータ様に罵倒されたいMっ気の人は、迷わずベジータを選ぶといいだろう。

原作でよく見るような広大な草原で、かなり忠実に再現された3Dモデリングの悟空達が登場。本当に目の前にいるかのような実在感がスゴイ

 本コンテンツはプレイ前に、両手両足と腰にVR上で位置を検知するためのVive Trackerを取り付ける。両手にはゴム製のバンドを巻き付けて装着。両足は、Vive Trackerを取り付けたサンダルを履く。そして、腰にはVive Trackerを取り付けたベルトを装着する。

両手両足、腰と合計5つのVive Trackerで、正確に位置を検知する

 本作品では、気をためる、気弾を撃つ、かめはめ波を撃つことが可能。腰に両手を当てると、原作でよく見る体の周りにエフェクトが表われ気がたまっていく。気をためている最中は床が揺れ、実際に気が高まるリアルな体験が得られる。気弾は、手を前に突き出すことで放つ。かめはめ波は、腰に両手を持っていくと手の内に気がたまり始め、一定の時間後に両手を突き出して放つ。ちなみに、かめはめ波は5段階で威力が変わるとのこと。

気をためる際は、床が揺れ、よく耳にする気がたまっていく音がする。ドラゴンボール好きなら、その音を聴くだけでも気分がハイになるだろう

かめはめ波を撃つ準備は、おなじみのこのスタイル。ほかのプレイヤーの方にまっすぐ突き出さないと、うまく当たらない。慣れると当てるのは簡単になるが、ためないと倒しきれず、ためてばかりだと先に攻撃され倒される、そのバランスが重要かも

かめはめ波を放つと、地面がえぐれて飛んでいく。誰もが憧れたかめはめ波を撃つ体験が得られるので、大人でも童心に返って楽しめる

ガンダムVRダイバ強襲

揺れる床に、ガンダムの手を再現するシートといった独特な筐体

「ガンダムVRダイバ強襲」は、2017年3月5日をもってダイバーシティ東京から撤去されたお台場の実物大ガンダム立像(2017年秋に実物大ユニコーンガンダム立像プロジェクトに移行)を題材としたVRアクティビティ。突如現れたザクが、ガンダム立像に攻撃を仕掛け、動き出すガンダム立像。プレイヤーはそれを眺める一般人(?)で、動き出したガンダムの手に乗り、間近でガンダムとザクが戦う迫力のシーンをVRで楽しめる。

ガンダムが動く前は、立って実物大のガンダムの姿を眺めることができる。ザクが襲ってくると、地面が揺れ、ガンダムに当たって落ちてくるザクマシンガンの弾の残骸のリアルな様子を視聴できる

動き出すガンダム。その威容な姿は、ファンでなくても感動。ガンダムからアムロの声が聞こえ、ガンダムの手に掴ることに

目の前で繰り広げられるヒートホークとビームサーベルの攻防は必見。ツバ競り合いの際、ヒーターが稼働し、熱も肌で感じられる

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