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後ろ姿やモノクロ映像からも検出、録画を遡って行動履歴の追跡も

監視カメラ映像から特定人物をAIが自動検出する「Takumi Eyes」

2017年07月12日 15時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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AI人物検索サービス「Takumi Eyes」

 NTTコミュニケーションズは7月12日、監視カメラ映像から不審者などの特定人物を自動検出できるAI人物検索サービス「Takumi Eyes」を発表。7月14日に提供開始する。

 同社のAI技術を活用した人物特定用ソリューションで、監視カメラ映像を自動的確認できるため監視業務を省力化。AIによる人物特定要素は顔だけはなく、後ろ姿やモノクロ映像からでも高い精度検索できるという。さらに、録画映像ファイルから特定の人物がどこに写っていたかを遡って検索することも可能(NTT Comへファイルを送付して解析)。

 NTT Comでは、新規に監視カメラ導入を検討しているユーザー向けに、Takumi Eyesやクラウド監視サービスも含めた「クラウド監視カメラパッケージ」も用意する。人物特定だけでなく、人数のカウントや動線マップ、カメラの購入や設置、保守をワンパッケージとして販売する。

 Takumi Eyesの価格は利用内容に応じた別途見積もり。クラウド監視パッケージは、ハードウェアの購入などの初期費用は要問い合わせ、月額料金はカメラ1台に付き4980円(7日間分の録画映像を保存する)。

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