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さまざまな意味で話題のケースがXperiaに登場!

iPhoneの大人気ケースがXperia XZ/XZs向けにも登場したので使ってみた

2017年07月09日 11時00分更新

文● ゆうこば

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RAKUNI Leather Case with Strap for Xperia XZ、Xperia XZs

 トーモのiPhoneでも人気の高いスマホケース「RAKUNI」と言えば、こだわりの素材とデザイン、そして使い勝手のよさが特徴です。とはいえ、iPhone向け製品であったため、多くのAndroidユーザーはその魅力を体験できませんでした。

 そんな中、ついに「RAKUNI Leather Case with Strap for Xperia XZ、Xperia XZs」が発売となりました。製造パートナーとして多くのスマホアクセサリーを製造するディーフを迎えたことにより、ソニーモバイルの認定プログラム「Made for Xperia」も取得しているようです。そこで、Xperia XZユーザーとしてRAKUNIの使い勝手をチェックしてみました。

カラーバリエーションは3色
カードケース機能とストラップが便利

 iPhone向けのRAKUNIにはさまざまな素材や色のバリエーションがありますが、今回発表されたXperia XZ/XZs向けの商品には3種類のカラーバリエーションが用意されています。いずれも表面部分は本革を採用しており、それぞれ「ストーン」「ブリックオレンジ」「チョークブルー」となります。

カラーバリエーションは3色。奥から「ストーン」「ブリックオレンジ」「チョークブルー」

 比べてみると、ブリックオレンジは赤レンガのような濃さでいわゆる「革製品」っぽさが目立ちますが、ほか2色はツートンになっており、モダンな雰囲気が漂っています。また、背面の留め具を外すと、ポイントカードホルダーや簡単な財布、名刺入れとして利用できます。

それぞれの色で留め具を外したところ

カードや紙幣をいれてみた

カードホルダー部を利用すればスタンドにもなる

リリースに「頑張ったら縦置きも可能です」と書いてあったのでチャレンジ。まあ立つけれど、不安定なので注意

 また、ストラップが付いているのもRAKUNIのポイントです。Xperiaは国内で人気のAndroidスマホではありますが、まだまだ国内需要も高い「ストラップホール」が付いていないが弱点。同じ弱点を抱えるiPhoneケースを元になっているからこそ、フォローできたという感じですね。

ストラップ付きは地味にうれしい。とくにポケモンGOなどをやっていると片手に持ったまま歩いているので(プレイは安全なところで立ち止まってやりましょ)

「Xperia XZs」と「Xperia XZ」に対応
RGBC-IRセンサーにも干渉しない

 ケース内側はポリカーボネート製でしっとりとしています。Xperia本体を装着したとき、しっかりととめることができるでしょう。

本体と触れるところはポリカーボネート製

 また、さすが「Made for Xperia」と言うべきは、Xperia XZ/XZsともに用意されている右側面の電源・指紋、音量、カメラキーはキチンと押せますし、背面はカメラはもちろんXZから搭載されたRGBC-IRセンサー、フラッシュ、レーザーAF用センサーの部分もキチンと切り抜かれています。

右側面のボタンはキチンとアクセスできる

とくにXZsはカメラが出っ張っているのでこういうケースだとうまいぐあいに保護できます

 残念なのは、純正の充電台が基本的に使えないところ。手持ちの充電台用アダプターの中で最も幅が広い「60B」を使った場合、留め具を外した状態でムリをすれば充電できましたが、そうするとフタの部分がジャマになりますし、何よりケースが傷ついたりうまく端子にささらない可能性があるのでオススメできません。

FeliCaアンテナが正面にあるからこそ
背面に「Suica」を入れて使える!?

 ここで少し試してみたくなったのが「背面のカードケースにSuicaなどを入れるとどうなるか」。Xperia XZ/XZsは筐体の材質の関係上、おサイフケータイ用のFeliCa/NFCアンテナが正面に配置されています。そのため、背面はがら空きですので、理論上はRAKUNIのカードケースにSuicaなどを入れても使用できるはずです。

 そこで実使用シーンを想定して、RAKUNIの各ポケットにSuicaカードを入れて、編集部の自動販売機で反応するか試してみました。なお、決済するサービスの種類を間違えたり、リーダー/ライターによってはFeliCaアンテナとカードどちらも反応してエラーが出る可能性があるので、その点はお気をつけください。

まずは、一番スマホに近い場所のポケットにSuicaカード、ほかにTポイントカード、1000円札2枚を入れてチャレンジ。だが、残念ながら反応しなかった

つづいて、スマホ側の外側に位置するポケットにSuicaカードを移動、そのほかのものは前回同様。すると、反応して残高が表示されました。ただし、やや反応が遅れて表示されたため、スピードの必要な改札などには不向きかもしれません

最後に、Suicaカードをフタ側に、スマホ側にはTポイントカード、LINE Payカードを入れてみました。すると、ほとんど瞬時に反応したので、最も適切な場所はここと言えそう

 結果的に、すべての場所や条件で同じ結果が得られるわけではありませんが、カードホルダーのフタとなる部分に入れるのが最も使い勝手がいいと分かりました。

ちなみに、スマホ側に一番近いところにSuicaカードを入れた状態で、おサイフケータイを利用したところ特に問題ありませんでした

 ゲームセンターのアーケード用の会員カードなど、実はまだおサイフケータイ化されていないFeliCaカードは少なからずあります。そんなおサイフケータイの弱点を補うためにRAKUNIを使う、というのは意外にいいかもしれません。

 気になるお値段は各色5918円でAmazon.co.jpなどで発売中。その他、ECサイトなどでも販売予定とのことですが、現状ではソニーモバイル公認ストアの「Xperiaカバーストア」での取り扱いはありません。Xperia XZおよびXZsユーザーの方はぜひチェックしてみてください。

Xperia XZのフォレストブルーを使っている自分としては、本体色にあっている「チョークブルー」がオススメです

■Amazon.co.jpで購入

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