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9時間を超えるバッテリー駆動が可能

バッテリー&ストレージ性能は十分、普段使いなら大満足のデル14型ノート

2017年07月07日 09時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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デルの「Inspiron 14 7000」

 つや消し加工が施されたアルミニウム素材の美しい外装や、14型の高品質なディスプレーが魅力的なデルの「Inspiron 14 7000」(関連記事)。その洗練されたデザインの筐体には、見た目から想像する以上の高性能が凝縮されている。今回はベンチマーク結果を交えながら、Inspiron 14 7000のパフォーマンスを紹介していこう。

第7世代Coreプロセッサーを搭載

 Inspiron 14 7000には、第7世代(Kaby Lake)のCore i5-7200U+内蔵グラフィックスを搭載した「プレミアム」と、Core i5-7200U+GeForce 940MXの「プレミアム・グラフィックス」、Core i7-7500U+GeForce 940MXの「プラチナ」の3種類が基本モデルとして用意されている。今回試したのはそのうち、もっともリーズナブルな「プレミアム」モデルだ。

CPUは第7世代のCore i5-7200Uを搭載している

 もう少し詳しくスペックを見ると、プレミアムモデルは、Core i5-7200U(2.50GHz/ターボブースト時最大3.10GHz)、インテル HD グラフィックス 620(CPU内蔵)、8GBメモリー(DDR4 2400MHz)、256GB M.2SSDとなっている。

 上位モデルに比べるとビデオカードがディスクリート・グラフィックスではなくCPU内蔵ということで、その性能がどれくらいなのかが気になるところ。また、M.2 SSDとはいっても接続はSATAなので、高速なPCIe接続のものに比べると転送速度が劣ることが予想される。そこで、いくつかのベンチマークを実行してみることにした。

 Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」では、次のような結果になった。

WinSAT.exeの結果
プロセッサ 7.6
メモリ 7.6
グラフィックス 5.2
ディスク 8.1
WinSATの結果

 スコアを見ると、「プロセッサ」や「メモリ」は高性能だが、「グラフィックス」がやや弱いのがわかる。ストレージはSATA接続とはいえ速度の速いSSDなので、HDDに比べるとかなりスコアが高くなっている。

 パソコンの総合的なパフォーマンスを見る「PCMark 8」の「Home accelerated」では、下図のようになった。総合スコアが3387となり、標準的なノートPCに比べると高めの性能を持っていることがわかる。

Home accelerated 3.0スコア
Score 3387
Web Browsing - JunglePin 0.35396s
Web Browsing - Amazonia 0.15007s
Writing 3.81364s
Casual Gaming 25.18fps
Video Chat playback 1 v2 Accelerated 29.97fps
Video Chat encoding v2 Accelerated 51.33333ms
Advanced Photo Editing 1 Accelerated 0.18774s
Home accelerated 3.0の結果

 さらに「CINEBENCH R15」を試したところ、OpenGLが37.71fps、CPUが326cbとなった。ちなみにCPUのスコア自体は、プラチナモデルが搭載するCore i7-7500Uと比べても大きな差はみられない。

CINEBENCH R15の結果

 次にグラフィックスの性能を見るため3DMARKを試してみたところ、以下の結果になった。

3DMarkの結果
Time Spy 341
Fire Strike 757
Sky Diver 3587
Cloud Gate 5719
Ice Storm Extreme 38626
Ice Storm 51474

 ミドルレンジパソコン向けの「Sky Diver」が3587、「Cloud Gate」が5719となった。軽めのゲームなら十分快適に遊べるだけの性能はありそうだが、グラフィック処理が重いゲームをプレーするにはやはり少し性能が足りないと思われる。もっとも、ちょっとした写真編集や映像編集、動画鑑賞など、日常的な作業には十分すぎる性能ではある。

3DMarkでは、Sky Diverで3587というスコアになった

 ゲーム系のベンチマークもいくつか試してみた。まず、ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4kは次のようになった。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k
グラフィック設定 解像度 スコア 評価
低品質 1280×720 7789 とても快適
標準品質 1280×720 6987 快適
最高品質 1280×720 5646 快適
低品質 1920×1080 4138 普通
標準品質 1920×1080 3532 普通
最高品質 1920×1080 2716 やや重い
ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4kの結果

 同様に「FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編」と「ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマーク」も試してみた。

FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編
1280×720 標準品質(ノートPC) 43980 快適
1280×720 高品質(ノートPC) 2614 やや快適
1280×720 最高品質 2016 普通
1920×1080 標準品質(ノートPC) 2206 普通
1920×1080 高品質(ノートPC) 1278 設定変更が必要
1920×1080 最高品質 1007 設定変更が必要
FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn ベンチマーク キャラクター編
FINAL FANTASY XIV:紅蓮の解放者 ベンチマーク
解像度 品質 スコア 評価
1280×720 標準品質(ノートPC) 2592 やや快適
1280×720 高品質(ノートPC) 2000 普通
1280×720 最高品質 1409 設定変更が必要
1920×1080 標準品質(ノートPC) 1331 設定変更が必要
1920×1080 高品質(ノートPC) 979 動作困難
1920×1080 最高品質 706 動作困難
FINAL FANTASY XIV:紅蓮の解放者 ベンチマーク

 フルHDだと動作がやっとという感じだが、解像度と品質をおさえればそこそこ快適にプレーできそうだ。もう少しサクサクとゲームを楽しみたいなら、GeForce 940MXを搭載したプレミアム・グラフィックスプラチナモデルを選んだ方がいいだろう。GeForce 940MXもゲーム用グラフィックスというわけではないので、大幅なスコア向上が期待できるわけではないが、フルHDでも標準品質くらいならある程度快適に遊べるはずだ。

 いずれにしろ、Inspiron 14 7000の用途や利用シーンを考慮すれば、内蔵グラフィックスでも十分すぎる性能だといえる。ウェブブラウジングやメール、Officeなどでビジネス文書作成がメインならプレミアムモデル、写真編集や映像編集などを頻繁に行い、時々ゲームも楽しみたい人は、GeForce 940MXを搭載した「プレミアム・グラフィックス」またはプラチナモデルを選ぶのがよさそうだ。

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