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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第516回

多いと思ったら実は希少!? サビネコの写真を集めてみる

2017年07月07日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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護岸された土手にペタンと転がっていたのでこちらも負けずに地面スレスレから猫目線で狙ってみた。左右キレイに色が分かれている印象的なサビネコ(2011年10月 ソニー NEX-5N)

護岸された土手にペタンと転がっていたのでこちらも負けずに地面スレスレから猫目線で狙ってみた。左右キレイに色が分かれている印象的なサビネコ(2011年10月 ソニー NEX-5N)

 ハチワレクロネコシロネコと来た本連載。もうちょっと猫の柄シリーズを続けてみようかと思う次第。お付き合い下さいませ。

 4番目はサビネコ。

 サビネコのサビは、侘び寂の「寂」じゃなくて、鉄が錆びたの「錆」。確かに錆びた鉄って焦げ茶っぽい感じだものな。

 よし次はサビネコだーーと思ってHDDの猫写真をあさってみたところ、意外に少なくて焦った。

 数が少ない割に印象に残りやすいのだろう。たまたまかもしれないが、サビネコに人なつこい猫が多い気がして、だから余計覚えているに違いない。

黒と茶がほどよくまだらになった典型的なサビネコの顔。ただここまでふさふさの長毛種サビネコはあまり見ない。あまりにふさふさなのでふさふさの長毛で画面が埋まるように撮ってしまった(2010年1月 ニコン D90)

黒と茶がほどよくまだらになった典型的なサビネコの顔。ただここまでふさふさの長毛種サビネコはあまり見ない。あまりにふさふさなのでふさふさの長毛で画面が埋まるように撮ってしまった(2010年1月 ニコン D90)

 で、サビネコってのはこんな顔の猫。

 知人の家にいた長毛種のサビネコで、その長毛っぷりがあまりに見事なので顔のドアップを撮ってたのだ。

 サビネコってよくみるとすごく愛らしいのだけど、黒に茶色のまだら模様がちょっと怖いイメージなのかもしれない。

てくてくと歩いてきたコワモテのサビネコ。一番コワモテな猫はどれコンテストしたらサビネコが優勝するんじゃないかと思う(2014年8月 オリンパス OM-D E-M1)

てくてくと歩いてきたコワモテのサビネコ。一番コワモテな猫はどれコンテストしたらサビネコが優勝するんじゃないかと思う(2014年8月 オリンパス OM-D E-M1)

こちらのサビネコは貫禄付きコワモテ。もうおなかとかアゴまわりの貫禄がたまらんのである。ボスと呼ばれてるに違いない(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

こちらのサビネコは貫禄付きコワモテ。もうおなかとかアゴまわりの貫禄がたまらんのである。ボスと呼ばれてるに違いない(2015年1月 オリンパス Stylus 1s)

 確かにいきなりニラまれたら「ごめん」って謝まっちゃいそうな感じではある。

 サビネコも仲良くなると人なつこいんだけどねえ(当社比)。

 そうだ、子猫なら怖くないはず、というわけで、おもちゃを狙ってるサビ子猫写真を発掘。

小さくて可愛いんだが、おもちゃを狙ってるせいでちょっと目元が野生でした(2013年10月 オリンパス OM-D E-M5)

小さくて可愛いんだが、おもちゃを狙ってるせいでちょっと目元が野生でした(2013年10月 オリンパス OM-D E-M5)

 まあ「おてんば」っぽい顔をしてはおりますが。

 そうそう、サビネコは三毛猫と同様、メスが多いらしい。猫を撮るときにオスメスを気にしたことないし、いちいちチェックもしないのだけど、きっとメスなんだろうなと思う。

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