このページの本文へ

清長とシッピーノ、EC出荷自動サービスのシステム連携を開始

2017年06月30日 01時22分更新

記事提供:通販通信

  • この記事をはてなブックマークに追加
本文印刷

(株)清長は29日、同社のプレミアム物流アウトソーシングサービスと、シッピーノ(株)の「シッピーノ」EC出荷自動サービスのシステム連携を開始した。

データ連係や店舗休業時の出荷を自動化

 同サービスでは、出荷指示データの送信、出荷情報のECサイトへの反映、入庫情報の反映など、物流業務で手間を要するデータ連携作業を自動化。これにより大幅な業務効率化が期待できる。また、EC店舗の休業などで店舗スタッフが不在の場合も、自動で出荷情報を倉庫に送り、自動出荷できる。さらに、情報伝達のアイドルタイムが大幅に短縮されることから、お客様への配送お問合せ番号のフィードバックや、物流倉庫での早いタイミングでの作業量の予測など、従来のサービスの品質向上にも役立つ。

 清長の「プレミアム物流アウトソーシングサービス」では、「1出荷○円」という価格体系ではなく、物流サービス以外のコールセンター代行や受注代行などの周辺業務のアウトソーシングサービスなども一括して提案するなど、柔軟なオペレーション体制が構築できるのが特長。しかし、アウトソーシングならではの課題として、荷主の受注管理システムから同社の倉庫管理システムへの出荷指示データを送る際、引き継ぎに手間を要していた。そこで、データの引き継ぎの自動化を行うため「シッピーノ」の倉庫管理システムと連携。テスト運用を重ねた結果、実際の物流フローへの取り込みに成功した。

■清長プレミアム物流アウトソーシングサービス

■シッピーノ

Web Professionalトップへ

WebProfessional 新着記事