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カブドットコム証券にDDoS攻撃、約40分後に復旧

2017年06月30日 01時44分更新

記事提供:通販通信

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カブドットコム証券(株)は29日、9時頃からウェブサイトがサイバー攻撃(DDoS攻撃)を受け、サイトへアクセスしづらい状態になったと発表。同日9時38分に当該攻撃をブロックし、復旧した。

取引システムへの影響や情報流出はなし

 同社によると、前場取引開始時間の9時よりネットワークプロバイダーのDDoSプロテクションサービスで、アノマリ検知(異常なトラフィックを検知)し、調査を開始。9時2分頃から同社サイトがアクセスしづらい状態となった。

 9時28分にサイバー攻撃が原因であると断定し、関連ベンダーや警察、関連各所に連絡。原因や影響調査、対応・復旧措置を実施した。その後、9時38分に当該攻撃へのブロックを完了し、サイトへのアクセスが可能となった。今回のサイバー攻撃による取引システムへの影響はなく、情報流出なども確認されていない。

 同社では、サイバー対策に関して知見を有する人員で構成されるCSIRT(シーサート)を設置し、DDoSプロテクションサービスなどのソリューションを採用。DDoS攻撃をはじめ複数の攻撃シナリオに基づく行動手順をあらかじめ用意し、ネットワークプロバイダーと共に必要な予防策を講じている。

■カブドットコム証券

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