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大和ハウス、物流ロボ活用でGROUNDと連携強化

2017年06月28日 01時30分更新

記事提供:通販通信

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大和ハウス工業(株)は26日、物流ロボットシステム「Butler(バトラー)」の独占販売権を保有するGROUND(株)の第三者割当増資10億円を引き受け、資本業務提携した。

 今回の増資引き受けは、両社が3月13日に業務提携契約を締結した合意項目に基づいたもの。

「Butler」活用の次世代物流施設を開発へ

 大和ハウスは、GROUNDと資本業務提携を締結したことで、同社が開発する物流施設と、大和ハウスグループの(株)フレームワークスが開発した「倉庫管理システム」、GROUNDが提供する「Butler」「DyAS」などを組み合わせた、次世代型物流施設「Intelligent Logistics Center(インテリジェント・ロジスティクス・センター)」を共同開発し、物流施設事業のさらなる拡大を図る。

 「Butler」は、GROUNDが保有する物流ロボットシステム。物流施設の床面を移動するロボットが可搬式の棚の下に潜り込み、作業者に棚ごと商品を届けるなど、物流施設内の省人化を実現する。同システムは、ロボット本体、専用の可搬式棚(MSU)、ピッキングおよび棚入れを行うためのワークステーション(PPS)、ロボットが自律的に充電を行うオートチャージャー(ACDS)、システム全体を制御するソフトウェア(WCS)の5点で構成されている。

■GROUND

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