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倶楽部のAV特集 第13回

CDやMP3などの非ハイレゾ音源をハイレゾクオリティーで聴く!

2017年06月28日 18時00分更新

文● ちゅーやん

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 本日は、ASCII倶楽部で6月16日に公開した「CDやMP3などの非ハイレゾ音源をハイレゾクオリティーで聴く!」を紹介します。

 スマートフォンで音楽を楽しむ人が増え、それにともなって音楽は配信サイトで買って聴く、という人が多くなった。それとともにハイレゾ音源の普及も進んでいる。

 一方で、いまだにハイレゾ音源化されていない楽曲もあるし、昔のCDやMP3などはもちろんハイレゾではない。でも、たまには昔買ったCDやMP3をいい音で聴きたい、と思うことはあるはずだ。

 そんな非ハイレゾ音源をハイレゾクオリティーにする手法がある。「アップサンプリング」とか「アップスケーリング」とか呼ばれている技術だ。

 本特集では、CDやMP3といった音源をより高音質で楽しむためにハイレゾ化する方法や製品を紹介していく。

アップサンプリングやアップスケーリングって何をしているの?

アップスケーリングの概念図。サンプリング周波数と量子化ビットを拡張する

アップスケーリングの概念図。サンプリング周波数と量子化ビットを拡張する

 音源は元々アナログである。スタジオなどでボーカルの歌う歌や楽器の音などを収録し、それをデジタル化するわけだが、その過程でデジタル音源のスペックは決まってくる。

 デジタル音源のスペックは一般的に、サンプリング周波数と量子化ビット数で示される。サンプリング周波数はアナログの音源をデジタル化する際にサンプリングする間隔を示すものだ。

 量子化ビット数は、1回のサンプリングに対してどれくらいのデータ量を保持するかを表わした数値。値が大きければそれだけ情報量が多くなる。

 音楽CDは44.1kHz/16bitであるが、JEITA(電子情報技術産業協会)の定義ではこれを超えるスペックのものをハイレゾ音源と呼ぶ(サンプリング周波数と量子化ビット数、どちらかがCDを超えていればハイレゾとなる)。

 アップサンプリングやアップスケーリングは、このサンプリング周波数や量子化ビットを拡張してハイレゾ音源スペックに引き上げるもの。正確に言えば、サンプリング周波数を引き上げるのがアップサンプリングであり、量子化ビットも含めて引き上げるのがアップスケーリングだ。

アップサンプリングのイメージ

このようなアナログオーディオの波形があるとして……

このようなアナログオーディオの波形があるとして……

デジタル化に際して水色の間隔でサンプリングを行なう

デジタル化に際して水色の間隔でサンプリングを行なう

再生にあたって青色の部分を補完してサンプリングを拡張するイメージ。実際には元の部分(水色の部分)をいじるかどうかなどは拡張技術によって異なると思われる

再生にあたって青色の部分を補完してサンプリングを拡張するイメージ。実際には元の部分(水色の部分)をいじるかどうかなどは拡張技術によって異なると思われる

 ただ、上述のようにデジタル化の過程で音源スペックが決まっているので、スペックを引き上げたからと言って勝手に音が復元されるわけではない。

 そこで、アップサンプリングやアップスケーリングをする際には、収録現場で鳴っていたであろう音を予想して復元することになる。それはメーカーごとに異なる“技術”が試されるポイントとなる。

 そして、アップサンプリングやアップスケーリングは音源を再生するにあたってさまざまなルート(機器)で行なえる。

 PCでファイル自体をコンバートするか、再生時にリアルタイム処理を行なうか、オーディオプレーヤーやUSB DACを使うか……再生する装置によってルートを使い分けることになる。それでは詳しく紹介していこう。


 続きは「CDやMP3などの非ハイレゾ音源をハイレゾクオリティーで聴く!」でお楽しみください。

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