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中部電力、オープンイノベーション活用の事業化プログラム募集開始

ベンチャー企業や大学、研究機関から事業アイデア募集

COE Business factory 2017

 中部電力は6月23日、ウェブサイト「COE(声)」において、オープンイノベーションを活用した事業化プログラム「COE Business factory 2017」「スマートポールプロジェクト」と、技術・ソリューション提案プログラム「COE 技術・ソリューション提案公募2017」の募集を開始すると発表した。

 COE Business factory 2017は、同社の送配電部門が保有するさまざまな設備や情報と、ベンチャー企業や大学、研究機関がもつアイデアを組み合わせたサービスを生み出すのを目的としている。

 広く事業アイデアを募集し、優れた提案については、提案内容の高度化や具現化を支援。さらに、事業の実現性や将来性が高いと判断した場合は、実証実験や同社との業務提携など、事業化に向けた検討を進めていく予定だという。募集期間は、7月13日から8月25日まで。

 スマートポールプロジェクトは、電柱を活用した新たな地域サービスの開発・提供を目的としたプログラム。同社は電柱にセンサーや電子ペーパーなどのICT機器を設置し、見守りサービスなどの地域サービス提供に必要となるインフラの構築を検討している。今回の募集では、サービス提供者の立場で協業するパートナー企業を募集する。募集期間は、7月13日から8月18日まで。

 COE 技術・ソリューション提案公募2017は、同社のさまざまな業務に関する課題やニーズを公開し、ベンチャー企業や大学、研究機関などから技術やソリューションの提案を幅広く募集するプログラムだ。優れた技術やソリューションに対しては、導入に向けて検討を進めていく予定だとしている。募集期間は、7月13日から12月22日まで。

 また3件の募集に関する説明会を、7月13日に東京で、7月14日、19日に名古屋で開催する。詳しくはCOEを参照してほしい。

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