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Core i7-7700HQ搭載のベーシック構成でベンチマークをチェック

大画面で仕事もゲームも映画鑑賞も、オールラウンダーな17.3型ノートPC

2017年06月26日 09時00分更新

文● エースラッシュ 編集●八尋/ASCII

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「STYLE-17FH053-i7-HNFS」

 ユニットコムの17.3型ノートパソコン「STYLE-17FH053-i7-HNFS」は、ベーシック構成でもCPUにCore i7-7700HQを採用するなど、基本性能が十分高いつくりになっている。購入時にBTOカスタマイズが可能だが、グラフィックス機能を強化することはできない。基本的にグラフィックス機能はCPU内蔵のインテル HD グラフィックス 630となっているため、決して3Dゲーム向きのモデルではない。それを踏まえた上で、どの程度ゲームが楽しめるのかをベンチマークで試してみた。

ファイナルファンタジーXIVは設定の工夫が必要

 まず、「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を解像度1920×1080のフルHD設定にし、ウィンドウモードで実行してみたところ、最もグラフィックス負荷の低い「標準品質(ノートPC)」でも「設定変更を推奨」という評価になってしまった。まったくプレーできないというわけではないが、ゲームを楽しむためには解像度を低くするなど工夫が必要そうだ。

「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を「標準品質(ノートPC)」で実行

ドラゴンクエストXは最高品質でもプレー可能!

 「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」もフルHDのウィンドウモードで実行してみた。こちらは「低品質」では「快適」、「標準品質」と「最高品質」では「普通」という評価になった。グラフィックスを重視した設定でも十分楽しく遊べそうだ。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」を「低品質」で実行

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」を「標準品質」で実行

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」を「最高品質」で実行

 ゲーム用に作られたモデルではないだけに、重いゲームだったり、負荷の高い設定だったりする場合には快適さが失われてしまうが、ある程度のところまでは十分対応してくれる結果になった。実際、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver1.4k」の方はベンチマーク中の動作を見ていても非常にスムーズに動いており、大画面でゲームを楽しみたいという需要にも応えてくれそうだということがわかる。

もちろんブラウザゲームは超快適!

 ゲーム目当てではないユーザーでも、多少は遊びたいという時に選ぶことの多いブラウザゲームは、もちろん何の問題もなく楽しむことができる。たとえば「艦隊これくしょん」をプレーしてみたところ、かなり快適に遊ぶことができた。

 ゲーミングパソコンを選ぶほどゲームに熱心ではないが、大画面で映像を楽しんだり、快適に作業をしたりするついでに、多少ゲームに触れてみたいという程度の使い方なら、STYLE-17FH053-i7-HNFSはちょうどよく使えそうだ。

試用機の主なスペック
機種名 STYLE-17FH053-i7-HNFS
CPU Core i7-7700HQ(2.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 630
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、SDカードスロット
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅418.5×奥行289×高さ36mm/約2.73kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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