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速いけど疲れない。街乗りもできるスポーツセダンのような使い勝手

性能と快適さを高レベルで両立したゲーミングチェア「X Comfort」

2017年06月23日 11時00分更新

文● 千駄木和弘(https://twitter.com/S_N_D_G) 編集●北村

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 ゲームを遊ぶ上で最高の環境を考えてみると、欲しくなるのがゲーミングチェア。各社からさまざまな製品が出ているが、新たにサーマルテイクのゲーミング向けブランド「Tt eSPORTS」から登場したのが、この「X Comfort」だ。

Tt eSPORTSのゲーミングチェア「X Comfort」。実売価格は4万8500円前後

 ゲーミングチェアといえば、ほとんどの製品が自動車レースのバケットシートを彷彿とさせるレーシーなイメージを強く打ち出してくる。レーサーのバケットシートとゲーミングチェアは「勝つための機能が最優先、しっかり体を固定できるデザイン」という共通項があるためだ。

 そんな速さや強さをイメージさせる製品がひしめく中で、本製品の名前は「X Comfort」である。コンフォート、つまり「快適」さを打ち出しているのである。周りはレーサーばかりだから、同じようにクルマ路線だけど本製品は高級セダンみたいな感じなのかな? と、製品ネーミングから勝手に想像してしまうところだ。

 そんな想像はさておき、実際に本製品の各部をみていこう。

外見はブラック一色の渋い仕様。色のついた切り返しパターンやパイピングといった、ゲーミングチェアにありがちな派手な要素は一切ない。デザインは人間工学に基づいたデザインで自然な姿勢をサポートする

背面のリクライニングの可動域は85度~160度。めいっぱい倒しこむと背面から座面までほぼ平らになるので、背筋を伸ばしたイス寝りも快適

座面の高さはガスシリンダー式で無段階調整が可能。安全基準ランク最高のクラス4ガスシリンダーを採用し、耐荷重120㎏の高耐久仕様だ

椅子の内部は直径22ミリのスチールフレームで構成される

座面自体が傾くロッキング機能の可動域は3度~14度。ロッキング角度も好みの位置で固定できる

ひじ掛けは高さ、前後、左右、回転の4項目を調整できる4Dアジャスタブルアームレストを採用。ひじ掛け部の幅は広くてしっかり体重分散ができ、体重をかけても痛くならない

キャスターベースはアルミ製で、キャスターは直径75ミリの大径サイズ。静かで滑らかな動作感を持つ

大径キャスターとアルミベースが耐久性と安定性を生むという

 組み立てはとても簡単。工程の半分は工具を使わずに差し込んでいくだけで済み、工具を使う場面も付属の六角レンチだけで事足りる。

 椅子を固定するボルトとワッシャーは出荷時に椅子側の取り付ける位置にあるので、ボルトを間違えて取り付けてしまったり、バラバラにして紛失してしまうという失敗をしにくい。

ボルトがあらかじめ取り付けられているため、説明書とにらめっこしながらネジを探す必要がない。ボルトは付属の六角レンチですぐに外れる

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