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ベーシック構成での性能をチェック、BTOカスタマイズで強化も可能

17.3型の大画面でCore i7&SSD搭載ノートPCはかなり使いやすい

2017年06月19日 09時00分更新

文● エースラッシュ 編集●八尋/ASCII

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「STYLE-17FH053-i7-HNFS」

 大画面17.3型ノートパソコン「STYLE-17FH053-i7-HNFS」(関連記事)は、購入時にユーザーが構成のカスタマイズが可能なモデルだ。試用機の構成はCPUにインテルCore i7-7700HQを採用し、8GBメモリーを搭載。ストレージは240GB SSDで、この構成は最もベーシックなものとなっている。必要があればメモリーやストレージの容量を増加可能だが、まずベーシックな構成でどれだけの力を持っているのかを見てみよう。

ベーシック構成でも基本性能は十分

 基本的な性能を見るために、Windowsのプログラム「WinSAT.exe」(Windows エクスペリエンス インデックス」)の実行結果を紹介しよう。「プロセッサ」と「メモリ」がいずれも「8.4」、「プライマリハードディスク」が「8.2」とかなり高いスコアが出ている。「グラフィックス」は「5.5」に止まっているが、CPU内蔵のインテルHDグラフィックス630を利用していることを考えると、妥当なところだろう。なお、ゲーム用グラフィックスについては、WinSAT.exeでは正しく計測できないため、無視して構わない。

Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)の結果

ブラウザー利用時のCPU負荷は低いままで快適

 実際の利用時を踏まえた検証として、ブラウザーを使っている時のCPU負荷も確認してみた。まずASCII.jpのトップページを表示してみたところ、読み込みの最も負荷がかかった時でもCPU利用率は30%を超える程度であり、読み込み完了後は概ね10%を下回るあたりで安定していた。

ASCII.jpのトップページ表示は読み込み時の一番負荷がかかる時でも30%程度に止まった

 YouTubeでのHD動画再生も似たような結果になった。読み込みで負荷のかかる瞬間は30%近くまでCPU利用率が高くなるものの、それ以降の再生中は10%以下で安定稼働している。

YouTubeのHD動画再生もCPU負荷は低いまま快適に利用できた

 ブラウザー閲覧を中心とした利用や、ドキュメント作成といったライトな使い方ならば十分すぎるほどの性能を持っているため、大画面で快適に作業をしたいというユーザーにはかなり使いやすいマシンになっている印象だ。

試用機の主なスペック
機種名 STYLE-17FH053-i7-HNFS
CPU Core i7-7700HQ(2.8GHz)
グラフィックス インテル HD グラフィックス 630
メモリー 8GB
ストレージ 240GB SSD
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット)、ノングレア
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.2
インターフェース USB 3.0端子×2、USB 3.0(Type-C)端子、USB 2.0端子、HDMI端子、ミニD-sub 15ピン、ヘッドフォン/スピーカー出力端子、マイク入力端子、SDカードスロット
内蔵カメラ 約100万画素ウェブカメラ
サイズ/重量 およそ幅418.5×奥行289×高さ36mm/約2.73kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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