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雨の日を「逆さに開く傘」で乗り切る

2017年06月17日 11時00分更新

文● コジマ

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強風で傘が壊れた……わけではありません

 世の中には反対に考える人がいるもので、みんなが大きいものなら小さいもの、みんなが前に行くなら後ろに行くと、そのように行動する人がいる。「逆に考えると」「逆に言うと」が口癖の人もいますね。そういう人って、大体、当たり前のことを言っているだけだったりしますが。

 とはいえ、普通のものと反対なものが、ただ天の邪鬼で作られたものだというわけではない。誰もが悩んでいるものを解決するにはこれしかない、といった具合で生まれたものだってあるのですね。

 折りしも雨の多い季節。アスキーストアの売れ筋、「逆さに開く二重傘 Circus(サーカス)」3780円)です。

逆さに開く二重傘 Circus(サーカス)

開閉時のギミックがすごい

 この傘、逆さに開きます。畳んだときは、いわゆる“おちょこ”状態になってしまったように見えます。しかしそうではなく、そのまま、ぐーっと押し上げていくように開くのですね。

 傘とは雨をしのぐものです。雨をしのぐとはどういうことかといえば濡れないということ。そのために当然、傘は濡れます。だから傘は畳むと水がしたたり落ちるわけです。本人が濡れない代わりに、畳んで持ち歩くと周りを濡らします。

 逆さに開く傘は畳むと濡れた部分が内側に来ます。だから濡れない。しかもそのまま直立するので、水が下に落ちて乾きやすい。

 雨の多い時期には車のドアや玄関の戸口から外に出たりします。逆さに開く機構のために、狭い隙間からひょこっと出して、傘を開きながら外に出る。普通の傘では難しいですが、この傘なら濡れにくい。2重構造のおかげでホネが露出していないため、髪の毛が挟まる心配もありません。

たとえばこういう具合に置いてもシートを濡らさない。梅雨どきには大変うれしいものです

カラバリは4色

 カラーはベージュ×ブラック、ストライプ×ブラック、ネイビー×ブラック、ブラック×レッドの4色。サイズは全長80cm、親骨の長さは57cm。重量は500gです。

 「逆に開くとは、天の邪鬼なヤツだ」と思うかもしれません。しかし、雨の日を快適に乗り切る工夫が詰まっているのです。ぜひチェックしてみてください。

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