暗い部屋でうまく撮影する場合は2つの方法がある!
さてさて、こんな面白い姿をさらしてくれるとなると写真に撮りたいわけだが、撮影シチュエーションとしてはかなり難易度が高い。
ひたすら格闘するので、シャッタースピードを速くしないとブレまくって写真にならないのである。でも室内は暗いのでシャッタースピードを上げるのは難しいし、AFも合いづらい。
猫にフラッシュは使いたくない。
さあどうするか。
手は2つ。1つは機材パワーでナントカしちゃう。高感度に強くてAFが速いカメラを使って部屋が多少暗くても力業でねじ伏せる。
今回の写真はこっち系。多少画質が劣化しても構わず、ISO感度とシャッタースピードを上げて撮影。
もう1つは部屋を明るくしちゃう。より明るい電球に交換するとか、照明を増やすとか。そうすればスマホだろうがコンデジだろうがOK。明るい方が撮りやすいし。
そのとき、照明の色を合わせること。一般に白色・昼白色・昼光色とあるけれども、白色よりは昼白色か昼光色の方が撮影にはいい。
もし窓が大きくて明るい部屋に住んでたら……うらやましい。
さて、無邪気系のかふかはひたすら興奮して格闘して大騒ぎで観てて楽しいのであるが、お年を召した大五郎はどうか。
気持ちよさそうにすりすりして満足したのであった。
もし水上へ行くことがあれば(温泉目当てでもSLみなかみ目当てでも)、猫へのお土産としておすすめです。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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